韓国のサイトを彷徨っていたら、偶然以下のブログを発見しました。画像も秀逸ながら、掲載されている文章もよかったので、韓日翻訳サイトを駆使しつつ、日本語に訳してみました。画像と一緒にお楽しみください。なお、韓国語の知識はまったくないので、極端に意訳したり、難しい部分や不必要な部分はすっ飛ばして訳していますので、あらかじめご了承ください。
http://olec.co.kr/olblog/go/3958
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「相変わらずの学生時代の廊下風景を撮った写真一枚」
学生時代、学校の廊下は唯一に体罰が可能な「自由区域」だ。遅刻、制服違反、頭髪違反、宿題忘れ等で教室に入ることができず、冷たい廊下で罰を受ける。当時はすごくつらくて大変だったが、今となってはいい思い出として残っている。
教室で騷いだ友達が、一人で廊下で罰を受けるのが嫌だと言うので、義理で仕方なく一緒に罰を受けたことがある。廊下で椅子を頭の上に持ち上げて立たされる罰だ。今と比べて当時の椅子は重くつらかった。最近のような寒い季節に廊下に出るとなると、まさに二重苦で本当に嫌だった。
学生時代に廊下で仲良く一緒に罰を受けた友達は、今でも忘れられない思い出として残っている。廊下で罰を受けていると、教室の中では思い浮かばない様々な考えが静かにできる機会が多くなる。
思いがけず撮ることができた廊下の風景は、昔廊下で罰を受けた思い出を思い浮かばせるのに十分だったし、昔も今も廊下の風景は変わりがないようだ。学生時代の廊下の思い出が多い学生であればあるほど、社会に適応する能力が確かに早くなるようだと一人で考えてみた。
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拙い訳で申し訳ありませんが、韓国語に堪能な方がきちんと訳していただければ幸いです。
さて、学校に出かけた筆者が、偶然廊下で罰を受けている生徒を見つけて写真に収め、自らの学生時代の廊下での罰の思い出を語り、体罰を肯定的の捉えているのがブログの内容だと思います。
体罰も後になって「いい思い出」として生徒に昇華してもらえれば、教育としての意味があると思います。
さて、肝心の画像ですが、手前で女子生徒たちが正座させられ、奥の方では男子生徒たちが下駄箱に足を掛けて腕立ての姿勢をさせられています。この対比ですが、女子生徒たちは、写真を撮られているせいもあるのでしょうが、恥ずかしそうに神妙に正座しています。一方、男子生徒たちですが、正座よりも肉体苦痛が大きいのか、かなりのへっぴり腰です。男女で違う罰なので一概に対比できませんが、女子が肉体的苦痛よりも精神的苦痛をつらく感じる部分がよく出ていると思います。
また、今回の正座は、韓国特有の手上げ正座ではありません。その点が逆に日本での正座罰らしくていいと思います。
一方、男子が受けている腕立ての罰ですが、韓国や台湾ではよく見かけます。韓国では、通常の腕立ての姿勢をとったところを教師が尻を叩いていくというのが一般的です。台湾では、腕立ての姿勢を授業中にとらせ続けるなどして、日本の正座罰のようにポピュラーに行われています。今回の画像では、より高い下駄箱に足をかけて腕の苦痛を増幅させています。腕立て伏せの罰はともかく、腕立てそのものの罰は日本ではあまり見かけません。僕が唯一知っているのは、ある小学校で、体育館で騒いだ男の子たちが、足を壇上に上げ両手を床に付いた姿勢を長時間させられたというもので、「逆立ちの罰」と呼ばれていたようです。この罰は、「正座メディアチェック」で紹介した読売新聞社会部編『追跡レポート-教師よい先生、悪い先生よい教室、悪い教室』読売新聞社刊(1984年)78頁に記載されていますので、興味のある方はご一読ください。
http://olec.co.kr/olblog/go/3958
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「相変わらずの学生時代の廊下風景を撮った写真一枚」
学生時代、学校の廊下は唯一に体罰が可能な「自由区域」だ。遅刻、制服違反、頭髪違反、宿題忘れ等で教室に入ることができず、冷たい廊下で罰を受ける。当時はすごくつらくて大変だったが、今となってはいい思い出として残っている。
教室で騷いだ友達が、一人で廊下で罰を受けるのが嫌だと言うので、義理で仕方なく一緒に罰を受けたことがある。廊下で椅子を頭の上に持ち上げて立たされる罰だ。今と比べて当時の椅子は重くつらかった。最近のような寒い季節に廊下に出るとなると、まさに二重苦で本当に嫌だった。
学生時代に廊下で仲良く一緒に罰を受けた友達は、今でも忘れられない思い出として残っている。廊下で罰を受けていると、教室の中では思い浮かばない様々な考えが静かにできる機会が多くなる。
思いがけず撮ることができた廊下の風景は、昔廊下で罰を受けた思い出を思い浮かばせるのに十分だったし、昔も今も廊下の風景は変わりがないようだ。学生時代の廊下の思い出が多い学生であればあるほど、社会に適応する能力が確かに早くなるようだと一人で考えてみた。
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拙い訳で申し訳ありませんが、韓国語に堪能な方がきちんと訳していただければ幸いです。
さて、学校に出かけた筆者が、偶然廊下で罰を受けている生徒を見つけて写真に収め、自らの学生時代の廊下での罰の思い出を語り、体罰を肯定的の捉えているのがブログの内容だと思います。
体罰も後になって「いい思い出」として生徒に昇華してもらえれば、教育としての意味があると思います。
さて、肝心の画像ですが、手前で女子生徒たちが正座させられ、奥の方では男子生徒たちが下駄箱に足を掛けて腕立ての姿勢をさせられています。この対比ですが、女子生徒たちは、写真を撮られているせいもあるのでしょうが、恥ずかしそうに神妙に正座しています。一方、男子生徒たちですが、正座よりも肉体苦痛が大きいのか、かなりのへっぴり腰です。男女で違う罰なので一概に対比できませんが、女子が肉体的苦痛よりも精神的苦痛をつらく感じる部分がよく出ていると思います。
また、今回の正座は、韓国特有の手上げ正座ではありません。その点が逆に日本での正座罰らしくていいと思います。
一方、男子が受けている腕立ての罰ですが、韓国や台湾ではよく見かけます。韓国では、通常の腕立ての姿勢をとったところを教師が尻を叩いていくというのが一般的です。台湾では、腕立ての姿勢を授業中にとらせ続けるなどして、日本の正座罰のようにポピュラーに行われています。今回の画像では、より高い下駄箱に足をかけて腕の苦痛を増幅させています。腕立て伏せの罰はともかく、腕立てそのものの罰は日本ではあまり見かけません。僕が唯一知っているのは、ある小学校で、体育館で騒いだ男の子たちが、足を壇上に上げ両手を床に付いた姿勢を長時間させられたというもので、「逆立ちの罰」と呼ばれていたようです。この罰は、「正座メディアチェック」で紹介した読売新聞社会部編『追跡レポート-教師よい先生、悪い先生よい教室、悪い教室』読売新聞社刊(1984年)78頁に記載されていますので、興味のある方はご一読ください。