体罰ビデオ構想5~放課後編~を書いていたら、完成間近でデータを失ってしまいました。無念です! 近日中にアップしますので、もう少々お待ちください。
3時間目の休み時間。宮崎紗江は、急いで体育着に着替えていた。4時間目は、平野真紀子の体育の時間だ。遅れようものなら、それこそケツペンや正座の罰が待っている。紗江が着替え終わった頃、隣の席の佐藤美咲は、あたふたしていた。
「美咲、どうしたの?」
「ヤッバー、体育着忘れちゃったよ」
「えっ!?マジで。生理か何か理由つけて見学しちゃえば?」
「そんなのダメだよ。見学だって体育着だもの。マキブーには通用しないよぉ……。」
平野真紀子の体育の授業では、たとえ見学であっても体育着の着用が義務付けられている。忘れた場合は、当然罰が与えられる。
校庭には既に平野真紀子が待ち構えていた。生徒たちは次々に整列していく。そんな中、佐藤美咲がとぼとぼとやって来た。
「あら?美咲、体育着は?」
「すみません。忘れました」
「じゃぁ、校庭10周。ゴー!」
美咲がトラックの周りを駆け出すと、準備体操が始まった。その準備体操が終わりに近づいてきた頃、上野亜美と小原美穂が、のんきにやって来た。
「コラーッ!お前ら、何分だと思ってるぅ!」
二人は朝礼台の上で正座するよう命じられた。体育の授業がかったるいと思ったらしく、二人は、正座の罰を織り込み済みでわざと遅れてきたようだ。それを証拠に、亜美と美穂は、のんきにおしゃべりしている。
一方、美咲は、懸命に校庭を走っている。亜美と美穂も自分の近くを美咲が通過すると、「ガンバー!」と真紀子に聞こえないように応援している。
20分ほどで美咲は完走し、その後は亜美と美穂たちと一緒に朝礼台の上で正座して、体育の授業を見学することになった。本来ならば、グラウンドの上で正座だが、亜美と美穂のとばっちりを受けて、彼女まで朝礼台の上で正座になった。彼女にしてみれば飛んだ災難だ。
そうこうしているうちに体育の授業も終わりに近づいた。しかし、亜美と美穂のもくろみを見破れない真紀子ではなかった。
「亜美と美穂を除いて解散!美咲。今度は忘れるんじゃないわよ」
「ハイ……」。美咲は懲り懲りした様子で朝礼台を降りた。
紗江は、亜美と美穂はどうしてるんだろうと心配した。紗江たちクラスメートが、制服に着替え終わり、お弁当を食べ始める頃に、やっと亜美と美穂が戻ってきた。よく見ると、二人とも両手でお尻を押さえ、顔をしかめていた。
残された亜美と美穂自身も、しばらく真紀子から説教されて解放されるものとばかり思っていた。しかし、真紀子は二人の魂胆をお見通しだ。二人とも説教だけでは済まされない。ケツペン10発をお見舞されて、やっと放免となったわけだ。
「マジ、きついよぉー!」
「マキブー、むかつくぅー!」
クラス中、爆笑の渦に包まれ、二人ともさすがに懲りたようだった。
「美咲、どうしたの?」
「ヤッバー、体育着忘れちゃったよ」
「えっ!?マジで。生理か何か理由つけて見学しちゃえば?」
「そんなのダメだよ。見学だって体育着だもの。マキブーには通用しないよぉ……。」
平野真紀子の体育の授業では、たとえ見学であっても体育着の着用が義務付けられている。忘れた場合は、当然罰が与えられる。
校庭には既に平野真紀子が待ち構えていた。生徒たちは次々に整列していく。そんな中、佐藤美咲がとぼとぼとやって来た。
「あら?美咲、体育着は?」
「すみません。忘れました」
「じゃぁ、校庭10周。ゴー!」
美咲がトラックの周りを駆け出すと、準備体操が始まった。その準備体操が終わりに近づいてきた頃、上野亜美と小原美穂が、のんきにやって来た。
「コラーッ!お前ら、何分だと思ってるぅ!」
二人は朝礼台の上で正座するよう命じられた。体育の授業がかったるいと思ったらしく、二人は、正座の罰を織り込み済みでわざと遅れてきたようだ。それを証拠に、亜美と美穂は、のんきにおしゃべりしている。
一方、美咲は、懸命に校庭を走っている。亜美と美穂も自分の近くを美咲が通過すると、「ガンバー!」と真紀子に聞こえないように応援している。
20分ほどで美咲は完走し、その後は亜美と美穂たちと一緒に朝礼台の上で正座して、体育の授業を見学することになった。本来ならば、グラウンドの上で正座だが、亜美と美穂のとばっちりを受けて、彼女まで朝礼台の上で正座になった。彼女にしてみれば飛んだ災難だ。
そうこうしているうちに体育の授業も終わりに近づいた。しかし、亜美と美穂のもくろみを見破れない真紀子ではなかった。
「亜美と美穂を除いて解散!美咲。今度は忘れるんじゃないわよ」
「ハイ……」。美咲は懲り懲りした様子で朝礼台を降りた。
紗江は、亜美と美穂はどうしてるんだろうと心配した。紗江たちクラスメートが、制服に着替え終わり、お弁当を食べ始める頃に、やっと亜美と美穂が戻ってきた。よく見ると、二人とも両手でお尻を押さえ、顔をしかめていた。
残された亜美と美穂自身も、しばらく真紀子から説教されて解放されるものとばかり思っていた。しかし、真紀子は二人の魂胆をお見通しだ。二人とも説教だけでは済まされない。ケツペン10発をお見舞されて、やっと放免となったわけだ。
「マジ、きついよぉー!」
「マキブー、むかつくぅー!」
クラス中、爆笑の渦に包まれ、二人ともさすがに懲りたようだった。
宮崎紗江と上野亜美は、生徒指導担当の体育教師・平野真紀子から叩かれたお尻をさすりながら教室に入った。
朝の学活動に引き続き、1時間目は英語。2年3組の担任・原幸絵の授業だ。幸絵は、26歳でバレーボール部の顧問。面倒見が良く、姉御肌の性格のため、生徒からは慕われている。
「ハイ。じゃぁ、予習チェック始めるよ」
生徒たちは、今日のセクションの単語と本文を写したノートを開いて幸絵に見せる。幸絵の授業では、毎回授業で行うセクションの単語を書き写し、意味を調べ、本文と和訳を書く予習が義務付けられている。
「よしっ」
「OK」
「はい」
「……うーん、和訳が怪しいけど、まぁOK」
次々とチェックし、北原友里子の所へやって来た。
「あら?友里子、予習は?」
「すみません、忘れました」
「ハイ。じゃぁ、ケツね」
幸絵は、閻魔帳にチェックし、友里子は、立ち上がって前屈みの姿勢をとる。
幸恵のケツペンは平手で道具は使わない。しかし、バレーボール部の顧問であり、自身も小学校時代からバレーボールを続けているだけあって、その威力はかなりのものだ。
パンッ!
いい音とともに、友里子はのけぞる。
「痛ぁー」
友里子は両手でお尻をさすりながら床に正座する。
予習忘れの罰は、ケツペンと正座で授業と決まっている。普段はやさしい幸絵も、この時だけは生徒を締める。
「ハイ、OK」
続いて、上野亜美の所へ……
「亜美。あんた、また忘れたの?」
「へへ、すみませーん」
亜美は、悪びれずにケツペンの姿勢をとる。
「さっき、マキブーから叩かれたばっかだから手加減してね」
「何が、マキブーよっ!平野先生でしょ」
幸絵は、かなり思いっきり亜美の尻を叩いた。
バシッッッ!!!
「痛ぇーーーっ!!!」
かなりの音だ。亜美はつらそうな顔で正座しようとする。
幸絵は、閻魔帳にチェックしながら、
「亜美、あんたは前で正座。今度忘れたら廊下だから。リーチだよ」
「えーっ!」
クラス中、大爆笑になった。亜美はしぶしぶ前に行き、黒板の前で正座した。
「ハイ、OK」
「ダメ、ケツ」
「ハイ」
「OK」
「ケツ」
次々とチェックが進み、幸絵は小原美穂の所へ来た。小原美穂は、2年3組の問題児。上野亜美とともに教師たちに目をつけられている生徒の一人だ。
「美穂、今日も予習やってないわね。あんた、やる気あるの?」
幸絵は、亜美同様、美穂にも手加減無しのケツペンをした。
「あんたも亜美と一緒に前で正座してなさい」
「ハーイ」
結局、この日は、北原友里子、上野亜美、小原美穂、佐藤莉奈、藤江春菜の5人が予習忘れでケツペン・正座となった。そのうち、亜美と美穂の二人が黒板の前で正座だ。 50分の授業時間の正座はきつい。まだ、友里子や莉奈、春菜の3人は、椅子を机代わりにしているので、疲れたら椅子に体重をかけたりできるが、黒板の前で正座させられている亜美と美穂はそれができない。途中、何度か腰を浮かせていたが、さすがに前でそれをやると目立ってしまい、幸絵から「動かない」と言われて、教科書で頭をはたかれていた。
チャイムが鳴り、罰を受けた5人もようやく正座から解放された。亜美と美穂は「動けないよー!」と言って立ち上がるのに時間がかかっていた。
宮崎紗江も何度かケツペンや正座の罰を受けたことはあるが、亜美や美穂たちほどではない。懲りない彼女たちを見ていると、呆れることもあるが、しっかり罰を受けている姿を見てると尊敬の念さえわいてくるから不思議だ。
紗江は、亜美に罰がつらくないか尋ねたことがある。すると亜美は、
「だって、ケツ叩かれて正座させられるくらいしょうがないじゃん。ビンタよりはマシだよ」と、意外にあっけらかんとしていた。
朝の学活動に引き続き、1時間目は英語。2年3組の担任・原幸絵の授業だ。幸絵は、26歳でバレーボール部の顧問。面倒見が良く、姉御肌の性格のため、生徒からは慕われている。
「ハイ。じゃぁ、予習チェック始めるよ」
生徒たちは、今日のセクションの単語と本文を写したノートを開いて幸絵に見せる。幸絵の授業では、毎回授業で行うセクションの単語を書き写し、意味を調べ、本文と和訳を書く予習が義務付けられている。
「よしっ」
「OK」
「はい」
「……うーん、和訳が怪しいけど、まぁOK」
次々とチェックし、北原友里子の所へやって来た。
「あら?友里子、予習は?」
「すみません、忘れました」
「ハイ。じゃぁ、ケツね」
幸絵は、閻魔帳にチェックし、友里子は、立ち上がって前屈みの姿勢をとる。
幸恵のケツペンは平手で道具は使わない。しかし、バレーボール部の顧問であり、自身も小学校時代からバレーボールを続けているだけあって、その威力はかなりのものだ。
パンッ!
いい音とともに、友里子はのけぞる。
「痛ぁー」
友里子は両手でお尻をさすりながら床に正座する。
予習忘れの罰は、ケツペンと正座で授業と決まっている。普段はやさしい幸絵も、この時だけは生徒を締める。
「ハイ、OK」
続いて、上野亜美の所へ……
「亜美。あんた、また忘れたの?」
「へへ、すみませーん」
亜美は、悪びれずにケツペンの姿勢をとる。
「さっき、マキブーから叩かれたばっかだから手加減してね」
「何が、マキブーよっ!平野先生でしょ」
幸絵は、かなり思いっきり亜美の尻を叩いた。
バシッッッ!!!
「痛ぇーーーっ!!!」
かなりの音だ。亜美はつらそうな顔で正座しようとする。
幸絵は、閻魔帳にチェックしながら、
「亜美、あんたは前で正座。今度忘れたら廊下だから。リーチだよ」
「えーっ!」
クラス中、大爆笑になった。亜美はしぶしぶ前に行き、黒板の前で正座した。
「ハイ、OK」
「ダメ、ケツ」
「ハイ」
「OK」
「ケツ」
次々とチェックが進み、幸絵は小原美穂の所へ来た。小原美穂は、2年3組の問題児。上野亜美とともに教師たちに目をつけられている生徒の一人だ。
「美穂、今日も予習やってないわね。あんた、やる気あるの?」
幸絵は、亜美同様、美穂にも手加減無しのケツペンをした。
「あんたも亜美と一緒に前で正座してなさい」
「ハーイ」
結局、この日は、北原友里子、上野亜美、小原美穂、佐藤莉奈、藤江春菜の5人が予習忘れでケツペン・正座となった。そのうち、亜美と美穂の二人が黒板の前で正座だ。 50分の授業時間の正座はきつい。まだ、友里子や莉奈、春菜の3人は、椅子を机代わりにしているので、疲れたら椅子に体重をかけたりできるが、黒板の前で正座させられている亜美と美穂はそれができない。途中、何度か腰を浮かせていたが、さすがに前でそれをやると目立ってしまい、幸絵から「動かない」と言われて、教科書で頭をはたかれていた。
チャイムが鳴り、罰を受けた5人もようやく正座から解放された。亜美と美穂は「動けないよー!」と言って立ち上がるのに時間がかかっていた。
宮崎紗江も何度かケツペンや正座の罰を受けたことはあるが、亜美や美穂たちほどではない。懲りない彼女たちを見ていると、呆れることもあるが、しっかり罰を受けている姿を見てると尊敬の念さえわいてくるから不思議だ。
紗江は、亜美に罰がつらくないか尋ねたことがある。すると亜美は、
「だって、ケツ叩かれて正座させられるくらいしょうがないじゃん。ビンタよりはマシだよ」と、意外にあっけらかんとしていた。
体罰ビデオの冒頭は「登校編」。校門指導が舞台です。管理教育華やかりし頃は、校門に生徒指導の先生が立ち、服装や頭髪、所持品をチェックし、違反者に対しては体罰を加える光景が日常的にあったと思います。
※ 以下、人物団体名等は、すべて架空のものです。
午前8時15分。私立明倫女子高等学校では、次々に生徒たちが登校してくる。校門前では、生徒指導担当の体育教諭・平野真紀子が、生徒たちの服装や頭髪、所持品に目を光らせている。校門脇には、彼女に摘発された生徒たち5人ほどが正座させられていた。
宮崎紗江は、明倫女子高校の2年生。成績も生活態度もいたって普通の女子高生だ。
「おはようございまーす!」
紗江はいつもどおり明るくあいさつしたが、真紀子はそんな紗江の服装を見逃さなかった。
「紗江ちょっと」
真紀子は、紗江を呼び寄せる。
「紗江。あんた、ちょっとスカートの丈が短いんじゃない」
紗江もいまどきの女子高生。学校以外ではスカート丈を短くしているが、駅に着いてスカート丈を戻すのを忘れていたのだ。明倫女子高では、スカート丈は膝下10センチと決まっている。紗江は、「やっべぇー」と心の中で呟くも、もう後の祭りだ。
真紀子は、いつも携帯しているケツペン棒でスカート丈を計り始める。この棒は、観光地でよく売られている根性棒で、校則違反者の尻を叩くためのものだ。「ケツペン」(通称「ケツ」)と呼ばれるそのお仕置きは、思春期の生徒たちにとって恐れられていた。真紀子は、そのケツペン棒に目盛を振り、定規代わりにも使用していた。
「あんた、ぜんぜん10センチないじゃない!正座」
「はーぃ……」
紗江は、しぶしぶ正座の列に加わった。目の前を通り過ぎる他の生徒たちの視線が痛い。同じクラスの梅田麻友が、「紗江、がんばっ!」と言いながら通り過ぎた。紗江はこそっとピースサインを出して苦笑した。
午前8時24分。登校時間まであと1分。真紀子のカウントダウンが始まった。
「ほらっ!あんたたちぃー、早くしないと校門しまるよぉー!」
生徒たちは猛ダッシュで校門に駆け込む。校門が閉まってしまったらアウトだ。
「10、9、8……」
次々と生徒たちが走り込む。
「3、2、1、はい、アウトーっ!」
校門がガラガラと音を立てて閉まる。2人ほどの生徒は、ギリギリ駆け込んで遅刻を免れたが、4人の生徒が今日はアウトとなった。その中に紗江と同じ2年3組の上野亜美がいた。亜美は、クラスのムードメーカー的な存在で、それが過ぎて時々ハメを外すことがある。真紀子のケツペンが炸裂することも何度もあり、彼女から目をつけられている生徒だ。
「亜美っ!あんたまた遅刻?」
「ハイ、すみませんっ!痛っ!」
亜美が、息を切らしながら答えると、真紀子は持っているケツペン棒の角で亜美の頭をコツンとたたいた。
「さぁ、あんたたちお尻出して」
校門指導で捕まった8人と遅刻者4人に対して、ケツペンの罰が始まった。
亜美は、紗江の横に並んで前屈みになり、お尻を突き出した。
「紗江は、今日どうしたの?」
亜美が、紗江に尋ねる。
「スカート丈」
「えっ、戻すの忘れたの?」
「うん。忘れた」
「まっ、私も人の事いえないけどね」
そうこうしているうちに、紗江のお尻にケツペンが炸裂した。
「痛っ!」
続いて亜美が犠牲に。
「痛ってぇー!」
「ハイ、戻ってよし!遅刻の4名は、放課後職員室前で正座するように」
違反者たちは、ようやく罰から解放された。
紗江と亜美も痛むお尻をさすりながら、教室に入っていった。
(終)
感想や改良点があったら、ぜひコメントをお願いいたします。
※ 以下、人物団体名等は、すべて架空のものです。
午前8時15分。私立明倫女子高等学校では、次々に生徒たちが登校してくる。校門前では、生徒指導担当の体育教諭・平野真紀子が、生徒たちの服装や頭髪、所持品に目を光らせている。校門脇には、彼女に摘発された生徒たち5人ほどが正座させられていた。
宮崎紗江は、明倫女子高校の2年生。成績も生活態度もいたって普通の女子高生だ。
「おはようございまーす!」
紗江はいつもどおり明るくあいさつしたが、真紀子はそんな紗江の服装を見逃さなかった。
「紗江ちょっと」
真紀子は、紗江を呼び寄せる。
「紗江。あんた、ちょっとスカートの丈が短いんじゃない」
紗江もいまどきの女子高生。学校以外ではスカート丈を短くしているが、駅に着いてスカート丈を戻すのを忘れていたのだ。明倫女子高では、スカート丈は膝下10センチと決まっている。紗江は、「やっべぇー」と心の中で呟くも、もう後の祭りだ。
真紀子は、いつも携帯しているケツペン棒でスカート丈を計り始める。この棒は、観光地でよく売られている根性棒で、校則違反者の尻を叩くためのものだ。「ケツペン」(通称「ケツ」)と呼ばれるそのお仕置きは、思春期の生徒たちにとって恐れられていた。真紀子は、そのケツペン棒に目盛を振り、定規代わりにも使用していた。
「あんた、ぜんぜん10センチないじゃない!正座」
「はーぃ……」
紗江は、しぶしぶ正座の列に加わった。目の前を通り過ぎる他の生徒たちの視線が痛い。同じクラスの梅田麻友が、「紗江、がんばっ!」と言いながら通り過ぎた。紗江はこそっとピースサインを出して苦笑した。
午前8時24分。登校時間まであと1分。真紀子のカウントダウンが始まった。
「ほらっ!あんたたちぃー、早くしないと校門しまるよぉー!」
生徒たちは猛ダッシュで校門に駆け込む。校門が閉まってしまったらアウトだ。
「10、9、8……」
次々と生徒たちが走り込む。
「3、2、1、はい、アウトーっ!」
校門がガラガラと音を立てて閉まる。2人ほどの生徒は、ギリギリ駆け込んで遅刻を免れたが、4人の生徒が今日はアウトとなった。その中に紗江と同じ2年3組の上野亜美がいた。亜美は、クラスのムードメーカー的な存在で、それが過ぎて時々ハメを外すことがある。真紀子のケツペンが炸裂することも何度もあり、彼女から目をつけられている生徒だ。
「亜美っ!あんたまた遅刻?」
「ハイ、すみませんっ!痛っ!」
亜美が、息を切らしながら答えると、真紀子は持っているケツペン棒の角で亜美の頭をコツンとたたいた。
「さぁ、あんたたちお尻出して」
校門指導で捕まった8人と遅刻者4人に対して、ケツペンの罰が始まった。
亜美は、紗江の横に並んで前屈みになり、お尻を突き出した。
「紗江は、今日どうしたの?」
亜美が、紗江に尋ねる。
「スカート丈」
「えっ、戻すの忘れたの?」
「うん。忘れた」
「まっ、私も人の事いえないけどね」
そうこうしているうちに、紗江のお尻にケツペンが炸裂した。
「痛っ!」
続いて亜美が犠牲に。
「痛ってぇー!」
「ハイ、戻ってよし!遅刻の4名は、放課後職員室前で正座するように」
違反者たちは、ようやく罰から解放された。
紗江と亜美も痛むお尻をさすりながら、教室に入っていった。
(終)
感想や改良点があったら、ぜひコメントをお願いいたします。
フェチの世界もネットの普及によって情報交換が容易になりました。学校正座罰フェチの僕にとっても、昔は映画やドラマの中の正座シーン(例えば、「東中学3年5組」や「ぼくらの七日間戦争」など)をごく稀に見つけるとと食い入るように見入ったものです。
おかげで、近年はレアなフェチビデオも散見されるようになりました。ラハイナ東海の「正座」の誕生は、まさに待望の作品でありました。
しかし、純粋に「学校体罰」を扱ったフェチビデオだけは、これといった作品がありません。一般的な性的描写は無しの純粋な学校における体罰を扱ったビデオの誕生を願っている人は少なくないと思います。
そこで、「体罰ビデオ構想」と題して、学校における純粋な体罰を扱ったビデオのシナリオ作りを試みたいと思います。
まず、舞台は「私立女子高」。これも進学校ではなく、かといって底辺校でもないごく一般的なレベルの女子高です。したがって、真面目な生徒2割、不良1割、普通の生徒7割といった構想です。
時代は、現代です。管理教育全盛の80年代よりも、あえて現代にした方がリアリティがあります。その現代のごく一般的な女子高で、進学率アップを目指して、80年代の管理教育を倣った厳しい校則と体罰を伴った教育が行われるといった設定です。
クラスは、2年生のとあるクラス。2年生としたのは、1年生は緊張感があり、3年生は受験があるので、2年生が学校生活を一番謳歌でき、ハメを外すことも多いからです。クラスの人数は、35人くらい。単体女優さんは予算とリアリティの関係から使わず、ごく一般的な女優さんに出演してもらいます。
体罰を受ける生徒は不良と普通の生徒だけで、真面目な生徒は一切受けません。実際の体罰でも優等生タイプが受ける確率はかなり低く、仮に受けるような失敗をしても、許されてしまうのが実情だったと思います。このビデオでは、リアリティを追求したいと思います。したがって、生徒の構成からしても普通の生徒が一番体罰を受ける設定にしたいと思います。
一方、体罰を行う教師は、女性とします。舞台は女子高ですし、この手のビデオの性質からして、男性教師が体罰を行うよりも女性教師が行う方が、見てるほうに邪念が入らず、いいと思います。ただし、男優さんにはエキストラの先生として台詞無しで若干出演してもらいます。
体罰を行う女性教師役の女優さんは2名とします。一人は、生徒指導担当の厳しい体育教師で、常時竹刀か根性棒(観光地の土産物店で売っているそれです)を携帯しています。服装はジャージ姿。イメージ的には、江角マキ子さんのような女優さんです。
もう一人の体罰を行う女性教師は、普段は陽気で生徒とも親しく接するけれども、締めるときは締める教師です。服装はパンツにブラウスを着て、カーディガンを引っ掛けてるような一般的な服装。靴はローファーかスニーカーで、決して校内でハイヒールなんかは履いたりはしません。
登場する体罰は、ビンタと尻たたき、出席簿で頭をたたく、マラソン、そして、正座です。決められた時間内では、これで精一杯だと思います。そして、リアリティを追求するため、過度あるいは性的な体罰は排除します。例えば、ビンタの場合、ビンタの回数は基本的に1発とし、往復ビンタの場合は、サンドイッチビンタとします。強さも吹っ飛んだり、倒れたりすることはあってはなりません。女子生徒相手に大事な顔を本気でたたくはずはなく、あくまで、目を覚ます程度のものです。
尻たたきも、制服やジャージの上からで、決して下着の上からや生尻をたたくことはありません。ただし、安全な尻ですから、手加減なしで思いっきりたたく場合もあります。回数は、基本的に1発ですが、最高10発くらいまでとします。
以上のような基本設定で、オムニバス形式で構想したいと思います。
おかげで、近年はレアなフェチビデオも散見されるようになりました。ラハイナ東海の「正座」の誕生は、まさに待望の作品でありました。
しかし、純粋に「学校体罰」を扱ったフェチビデオだけは、これといった作品がありません。一般的な性的描写は無しの純粋な学校における体罰を扱ったビデオの誕生を願っている人は少なくないと思います。
そこで、「体罰ビデオ構想」と題して、学校における純粋な体罰を扱ったビデオのシナリオ作りを試みたいと思います。
まず、舞台は「私立女子高」。これも進学校ではなく、かといって底辺校でもないごく一般的なレベルの女子高です。したがって、真面目な生徒2割、不良1割、普通の生徒7割といった構想です。
時代は、現代です。管理教育全盛の80年代よりも、あえて現代にした方がリアリティがあります。その現代のごく一般的な女子高で、進学率アップを目指して、80年代の管理教育を倣った厳しい校則と体罰を伴った教育が行われるといった設定です。
クラスは、2年生のとあるクラス。2年生としたのは、1年生は緊張感があり、3年生は受験があるので、2年生が学校生活を一番謳歌でき、ハメを外すことも多いからです。クラスの人数は、35人くらい。単体女優さんは予算とリアリティの関係から使わず、ごく一般的な女優さんに出演してもらいます。
体罰を受ける生徒は不良と普通の生徒だけで、真面目な生徒は一切受けません。実際の体罰でも優等生タイプが受ける確率はかなり低く、仮に受けるような失敗をしても、許されてしまうのが実情だったと思います。このビデオでは、リアリティを追求したいと思います。したがって、生徒の構成からしても普通の生徒が一番体罰を受ける設定にしたいと思います。
一方、体罰を行う教師は、女性とします。舞台は女子高ですし、この手のビデオの性質からして、男性教師が体罰を行うよりも女性教師が行う方が、見てるほうに邪念が入らず、いいと思います。ただし、男優さんにはエキストラの先生として台詞無しで若干出演してもらいます。
体罰を行う女性教師役の女優さんは2名とします。一人は、生徒指導担当の厳しい体育教師で、常時竹刀か根性棒(観光地の土産物店で売っているそれです)を携帯しています。服装はジャージ姿。イメージ的には、江角マキ子さんのような女優さんです。
もう一人の体罰を行う女性教師は、普段は陽気で生徒とも親しく接するけれども、締めるときは締める教師です。服装はパンツにブラウスを着て、カーディガンを引っ掛けてるような一般的な服装。靴はローファーかスニーカーで、決して校内でハイヒールなんかは履いたりはしません。
登場する体罰は、ビンタと尻たたき、出席簿で頭をたたく、マラソン、そして、正座です。決められた時間内では、これで精一杯だと思います。そして、リアリティを追求するため、過度あるいは性的な体罰は排除します。例えば、ビンタの場合、ビンタの回数は基本的に1発とし、往復ビンタの場合は、サンドイッチビンタとします。強さも吹っ飛んだり、倒れたりすることはあってはなりません。女子生徒相手に大事な顔を本気でたたくはずはなく、あくまで、目を覚ます程度のものです。
尻たたきも、制服やジャージの上からで、決して下着の上からや生尻をたたくことはありません。ただし、安全な尻ですから、手加減なしで思いっきりたたく場合もあります。回数は、基本的に1発ですが、最高10発くらいまでとします。
以上のような基本設定で、オムニバス形式で構想したいと思います。