ペーパースマハー

めちゃめちゃ めちゃくちゃ

ベニシアさんのTVを折に触れ見ている。
イギリスの女性が日本での生活を、ガーデニングを軸に淡々と見せている番組だ。
今回は味噌作りを習ったあるお宅で甘酒を飲んだ時にあった事。
その中での「目茶苦茶おいしい」という言葉が気になった。あっしも何の意識もせず言う。が、よくよく考えるとこの表現はおかしい。本来ならとてもおいしいでいいはずだ。それを状況がひどい状態を表す目茶苦茶に肯定的なおいしいの表現を続ける。いいんだか悪いんだかどっちなの。いつからこんな言い方をするようになったの?
だろう。
目茶目茶おいしいも同じように使うよね。

言葉とやらは知らず知らずに変な表現で使っている事が多々ある。

道産子のあっしにも実は馴染めない北海道の言葉がある。
なまら何とかとよく聞くと思う。
このなまらという表現、道東のオホーツク海沿岸育ちの人間にはプチ慣れない言葉なのだ。小学生ぐらいの時は、こんな言葉が北海道に存在する事すら知らなかった。
キッカケは少し上の姉等が修学旅行で函館に行って来た時の事。向こうの方ではなまら何とかと言うと、知ったかぶって急に使い出したのだ。結果それからそれがアッと言う間に広まって市民権を得、前からある言葉のように認識されて今にいたっている。
言葉には外来種の生き物のような側面があると思った。

そんななまらには違和感を感じているので、あっしは未だに使えない。
だから、ベリー美味しゅうざあますと言う。
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