先日、職場の将棋クラブの後輩から将棋に興味を持った方に
対して何をお勧めすれば良いのか???
という質問をいただきました。
この問いに対して
20年前の昔なら、、、
「棋譜並べ」
「詰将棋を解く」
「感想戦」
と答えてしまうところですが、、
昨今、既得権益保持に図り、老害と陰口を叩かれている
自分もこれは言えない。
この3つは今でも上達法としては有効ですが、
今の時代は遥かに初心者でも上級者でも入りやすい
お勧めの方策があります。
それは
「将棋系YouTubeを見る」
「ネット対局をする」
「自分や強い人の対局を
AIで解析する」
この3つがお勧めの方策であります。
将棋は大人になってからも強くなることが出来る。
これは棋書を読んで強くなれるからという理由ですが、
私も含めて、棋書を見て理解することが出来る人間が、、
特に初心者から棋書を見て勉強するのはちょっと
難しいのですが、今や将棋もしゃべりも上手い
プロ棋士を含む将棋系ユチューバ―の方々が、
分かり易く難しい局面まで解説してくれるので、
これを利用しない手はない!
2 ネット対局をする。
これも色々あります。
人間同士の対面の対局ですと、職場の昼休みや
休日に大会や道場、公民館の将棋クラブの例会と、
積極的に参加したとしても年間100局程度が限界ですが、
ネットだと将棋ウォーズの3局無料を毎日やれば、
年間1000局程度は隙間時間にこなすことが出来るわけで、
ひと昔前の将棋ファンと今の将棋ファンは実戦の回数が、
桁違いに上となります。
今でもリアルのみで戦っている公民館サークルの高齢者と
毎日、ネット対局や将棋AIと戦っている将棋少年との戦いは
火を見るよりも明らかでありまして、、、
これ以上は言えません。
最後のAI解析
感想戦は将棋の最大の楽しみと言えるものですが、
最近ではこれにAIの解析が加わりました。
嫌いな人も一定割合おりますが、
全てAIが公正に数値化してくれるので、言われた方も
納得がいくというか、相手と喧嘩になることはない。
将棋の三大上達法が化石になるとは、
30年前までは夢にも思いませんでしたが、
今の私があげた方法も変わる可能性は大。