
高齢者福祉を支える
年金
後期医療保険
介護保険
今や老人介護福祉の従事者は120万人を超え
従事者数も数万人単位で年々増加している
日本では当たり前のように存在している。
年金制度は今から70年前の1950年
後期高齢者制度の前身の老人保健法は1982年
今から約40年前
介護保険制度に至っては、今から約20年前の2002年
今の高齢者福祉の恩恵を受けている世代が、
生まれた頃にはなかった制度である。
武漢肺炎によって世界の人の流れがストップした。
1年前には当たり前だった海外旅行やインバウンド需要
何年も前から開催が決まっていたオリンピックが延期(中止)になり
100年以上の歴史がある甲子園が中止になるという事態が発生した。
100年に一度あるかないかの変化が世界中で起きてそれが加速している。
何故、我々は、海外旅行や外出、スポーツ観戦やイベントを自粛しているのであろうか?
武漢肺炎は、健康な多くの若者にはタダの風邪である。
発症しても自宅やホテルで静養していれば2週間程度で完治してしまう。
亡くなった人は、高齢でかつ糖尿病、心臓病など基礎疾患がある人である。
糖尿病や心臓病は、遺伝的なものを除けば、
長年、お酒やタバコ、甘いものや肉食など偏食、運動不足による生活習慣病である。
不摂生な生活の結果、
介護保険を始めとする高齢者福祉制度のお世話になる。
長年積み立てた年金や資産で賄っている人は良いが、
中には生活保護などの制度に頼るとか、ほとんどタダみたいな値段で、
高齢者福祉制度の恩恵を受けている人は多い。
今は、高齢者福祉制度の恩恵を受けている世代が多数派。
恩恵を受けている人が多数派なので
今の日本では制度が維持されている。
先進国とされる民主主義国家も同様である。
武漢肺炎が発生したCHINAだけでなく発達が遅れた東アジアの国々が
いち早く武漢肺炎の影響から回復し、
日本よりも民主主義や年金や高齢者福祉が充実したヨーロッパ諸国が
武漢肺炎のダメージが大きいという現象が起きている。
世界的に、高齢者ファーストの民主主義+福祉制度から
優れた若者が率いる独裁+経済効率型社会に移行する時代が来る可能性がある。
今でも100人の老人が決めた商品よりも、若い天才的な発明家が作った商品が
売れるわけだし、これにAIが加われば、携帯も使えない老人が束になっても
勝てるわけがない。
特に若者自身が生き残れるかどうかの状況になれば、
高齢者ファーストの今の日本の社会制度が簡単に変わる可能性がある。
つまり、民主主義、老後は国や会社が保障してくれる。
今の世代の考え方、生き方ではなく。
若くて優れた独裁者に国を委ね
自らは国の力に頼らず自分の力で資産を形成する生き方である。
今の若者からすれば、今の自粛は
長年不摂生をした老人の残り少ない命を守るために
学生生活を自粛し、リーモトや自宅待機。外出もままならない。
一生に一度の成人式は中止。スポーツ大会には出場できない。
気晴らし海岸でサーフィンしたら世間から叩かれる。
この経験をした後
数年後、生き残れるかどうか?という事態になった時に
高齢者のために自分を犠牲にして我慢できるか?
と言われれば、まあ無理でしょう。
実際に社会を動かしている若い世代が気が付き
独裁効率至上国家を選択する時
高齢者福祉制度は根本的になくなる可能性はあるし、
高齢者ワクチン接種+新型疫病の流行で、
今の高齢者世代の大半がお亡くなりになるような事態が生じれば、
それは意外に早い時期に来ると言えます。
私もその頃には高齢者の仲間入り
福祉のお世話にならず
若い有能な独裁者にワクチン打たれて殺処分
とならないように備えたい。