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さて、先日から匂わせていた作業、
実は実は~
布を撥水加工していたのでした♪(⌒▽⌒)
これがその加工後の生地です。
加工前の生地と比べると
加工前(左)に比べて
加工後(右)のほうが色が濃いです。
ちょっと分かりにくいですが
生地の色が少しセピア色に変わってます。
これは加工していない布。
普通に柔らかい布です。
これを加工すると
かなり固くなりました。
ちょっと画像じゃ分かりにくいですね。
例えると、11号帆布が8号帆布になった感じです。
さて、本当に撥水するのか?
実際に水を垂らしてみました。
こちらは加工前の生地。
水を置いた途端に染み込みました。
そして、加工した生地。
マルく転がっておりま~す♪(⌒▽⌒)
撥水加工なので、完全防水ではありませんが
かなり効果的です。
この方法はイギリス等で18世紀頃から使われた方法だそうで
検索するととにかく微妙に違う情報が沢山出てきて
自分に合った方法を見つけるのに時間がかかりました~。^^;
自分に合うというか、手に入りやすくて
比較的やりやすそう、という事です。
私が選んだのは;
Boiled linseed oil (亜麻仁油を沸騰加工したもの?)と 蜜蝋を使う方法。
沸騰加工?していないのを使うと乾かないと書いてあって
自分で沸騰させるのは危険なので
すでに加工されている乾燥が早いタイプを買いました。
このオイルは乾くときに発熱するので
オイルの着いたハギレ等を捨てる時は
乾かしてから捨てるという注意が必要だそうです。
この加工方法はフィルソンのTinクロスと同じ方法だそうです。
Tinクロスというのは、その名の通りブリキのような布という事で
火を当てても燃えない、と、参考にしたサイトで
おっちゃんが実際にトーチを布にあててました。^^;コワイ
やり方は、オイルと蜜蝋同量を溶かしたモノを
ハケで布に塗るだけ。
ハギレでこの方法を試したところ
蜜がベットリで乾くのに3日かかり
乾いてもベトベト。^^;
これはイカン!と困ってしまい
どうしようか色々と悩みました。
参考にしたサイトにも何も書いていないし・・・。
で、試行錯誤した結果
やっと完璧な撥水生地が完成♪
ベトベト感もなくなり、ムラもなくなり
すぐ乾燥しました♪(≧∇≦)
あたりまえなのですが、
この生地は蜜蝋と亜麻仁油の匂いがします。
この匂いが苦手な人には向いてないですが
蜜蝋のあま~い匂いが、そんなに苦にならないし
時間と共に匂いも消えるそうです。
余ったものは
こんな風に固まるので、次回使う時はまた溶かして使えます♪
ただ、今回作るバッグの外部分を塗るのに
大体280gくらい使ったので、
もっと作るとしたら蜜蝋を大量に買わねば~・・。^^;
これから楽しいバッグ作りに入ります♪
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