せんのいえ

enjoy life with hand craft - diary

地球に優しい撥水加工です♪

2014-08-15 12:10:29 | バッグ


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さて、先日から匂わせていた作業、

実は実は~

布を撥水加工していたのでした♪(⌒▽⌒)

これがその加工後の生地です。



加工前の生地と比べると

加工前(左)に比べて

加工後(右)のほうが色が濃いです。



ちょっと分かりにくいですが

生地の色が少しセピア色に変わってます。



これは加工していない布。

普通に柔らかい布です。

これを加工すると



かなり固くなりました。

ちょっと画像じゃ分かりにくいですね。

例えると、11号帆布が8号帆布になった感じです。

さて、本当に撥水するのか?

実際に水を垂らしてみました。



こちらは加工前の生地。

水を置いた途端に染み込みました。

そして、加工した生地。



マルく転がっておりま~す♪(⌒▽⌒)

撥水加工なので、完全防水ではありませんが

かなり効果的です。


この方法はイギリス等で18世紀頃から使われた方法だそうで

検索するととにかく微妙に違う情報が沢山出てきて

自分に合った方法を見つけるのに時間がかかりました~。^^;

自分に合うというか、手に入りやすくて

比較的やりやすそう、という事です。


私が選んだのは;

Boiled linseed oil (亜麻仁油を沸騰加工したもの?)と 蜜蝋を使う方法。

沸騰加工?していないのを使うと乾かないと書いてあって

自分で沸騰させるのは危険なので

すでに加工されている乾燥が早いタイプを買いました。

このオイルは乾くときに発熱するので

オイルの着いたハギレ等を捨てる時は

乾かしてから捨てるという注意が必要だそうです。


この加工方法はフィルソンのTinクロスと同じ方法だそうです。

Tinクロスというのは、その名の通りブリキのような布という事で

火を当てても燃えない、と、参考にしたサイトで

おっちゃんが実際にトーチを布にあててました。^^;コワイ



やり方は、オイルと蜜蝋同量を溶かしたモノを

ハケで布に塗るだけ。

ハギレでこの方法を試したところ

蜜がベットリで乾くのに3日かかり

乾いてもベトベト。^^;

これはイカン!と困ってしまい

どうしようか色々と悩みました。

参考にしたサイトにも何も書いていないし・・・。

で、試行錯誤した結果

やっと完璧な撥水生地が完成♪

ベトベト感もなくなり、ムラもなくなり

すぐ乾燥しました♪(≧∇≦)


あたりまえなのですが、

この生地は蜜蝋と亜麻仁油の匂いがします。

この匂いが苦手な人には向いてないですが

蜜蝋のあま~い匂いが、そんなに苦にならないし

時間と共に匂いも消えるそうです。


余ったものは



こんな風に固まるので、次回使う時はまた溶かして使えます♪

ただ、今回作るバッグの外部分を塗るのに

大体280gくらい使ったので、

もっと作るとしたら蜜蝋を大量に買わねば~・・。^^;

これから楽しいバッグ作りに入ります♪


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コメント (2)
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