いやぁ、人間って面白いですねぇ。
先日ケイコ先生の変身ぶりを紹介しましたが、今回は、あのエド・はるみの大変身を紹介しましょう。変身と言っても、デブになったということではありません。それは、もともとですから。(^-^)
そもそも40歳になってからNSCに入ってお笑いの道に進んだという変わった人ですから、そのあとテレビに出なくなってからも変わった道を歩んでいました。
2016年4月に慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の修士課程に入学して無事に卒業されています。
その時に、『シンパサイズ』という即興の会話カード・ゲームを作られたそうで、そのゲームがカードゲームコンペで特別賞受賞、さらには、2022年にグッドデザイン賞をいただいたそうです。
このゲーム開発の動機を、エド・はるみは、こう語っています。
エドさん:はい。たとえば、人間関係が苦手だという人がいたとします。「相手に思いやりを持って接したり、優しくすればいい」と理解するのは“思考”です。
こうすれば良いと頭でわかっていても、じゃあ、実際どうしたらいいのか?は悩ましいですよね。頭で理解したこと(思考)を、どうやって実践するのか?この間をつなぐものとして、たとえば、私はカードゲームを作成しました。
お笑いをしていたのに、その脳内は実に哲学的だったんですね。
そして2023年には、筑波大学大学院の博士課程に合格して、さらに深い知識を学び、広い意味での“デザイン学”を研究しているそうです。
お笑いをしていたどころか、まるで人生自体がお笑いのようで、"グー" な人生のようです。この方も才能があったんですねぇ。(^-^)