バラはもう終わりでしたが、花壇には花がたくさん咲いていました。ペチュニア、ヘメロカリス、アガパンサスなど。又、シュウメイギクや桔梗が咲いているのには驚きました。今日はヘメロカリスを中心に載せてみます。木陰は涼しい風が吹いてとても気持ちの良い日でした。日比谷公園は幕末には大名の屋敷があって明治に入り陸軍の練兵場となり、明治36年に公園になりました。園内には有名なレストラン松本楼があり、そのわきにはこれもまた有名な大イチョウ(首掛けイチョウ)があります。私が初めて日比谷公園を訪れたのはずっとずっと昔、歩く会に入っていて、夏のイベントに「山手線一周を歩く」がありました。その時、深夜ですが日比谷公園が何回目かの休憩場所になり、疲れてベンチの上に横になって休んだ記憶があります。あのベンチはどのあたりだったのだろうと日比谷公園に行くたびに若き日の自分を思い出します。
松本楼 1903年日比谷公園内に開店。たびたび政治活動の舞台となり関東大震災で焼失。戦時中は軍の施設となり、戦後はGHQの宿舎となり、その後沖縄返還のデモで火炎瓶を投げられ再び焼失。それでも1973年再建されました。正に不屈の経営ですね。
首掛けイチョウ 推定樹齢400年以上。明治31年、日比谷交差点にあったこの木を伐採する計画があった時、本田博士が「自分の首をかけてもこの木を園内に移植する」といって守った木です。松本楼のすぐ脇にあります。
園内にあるレストラン