身近にあるものって その素晴らしさに気づかないものです
雑誌やテレビなどで数多く取り上げられるものだけが 優れたものではないはず
自分を育んでくれた地 いま一度見つめ直してみると 多くの大切なものに出会えます
↑ セタがいる場所は 五戸町にある新山(しんざん)神社
この階段 かなり勾配がキツイんですよ
人間にはとっても大変だけど お犬様はどうなのかしら… ねぇ セタ君
こっちの写真の方が 雰囲気伝わるかな?
元禄2年創建
現在の社殿は昭和6年に地元の宮大工によって建造
言わば 五戸宮大工の技を凝らしたもの
この神社のある五戸又重地区には
代々宮大工という家が 現在でも15軒ほどあるとのこと
近隣にこんなに宮大工が住んでいる集落があるなんて ちょっと驚きでした
昇竜降竜の彫り物は 金網で覆われています
左甚五郎の竜のように 夜な夜な生きた竜となり暴れたりしたのでしょうか?
さもあらんと思えるほど 素晴らしい彫刻ですが…
神社の総代さんに尋ねてみると
「 子供たちが竜によじ登って遊ぶからだよ 」 と笑いながら仰ってました
ご自分にもそんな思い出がおありのようです(笑)
境内には 夫婦神社 と 縁結の木(エゾノキとケヤキ) もあります
在天願作比翼鳥 在地願爲連理枝
天にありては願わくば比翼の鳥となり
地にありては願わくば連理の枝とならん
白楽天の長恨歌の一節が書いてありました
この神社の御利益でしょうか
宮大工の家ではお嫁さん捜しに苦労されてる家は一軒もないそうですよ
良縁を望まれる方は お参りしてみては如何でしょう
権現舞の頭
獅子舞ではありませんよ
この地区でも2度大火に見舞われており この権現頭が収められていた建物も焼け落ちたのですが
後日 離れた場所にある大きな石の上に この頭が載っているのを発見
なぜ この場所にあったのかは謎
燃え盛る建物から 権現頭が飛んで行ったのを見た人もいるらしいのですが…
そんな逸話をもつ権現様です
セタの住む青い森では数多くの能舞や神楽が保存会の方々の努力により
今でも数多く残っています
↑ 写真は五戸又重地区に残る神楽の面
過去の火事で焼失したものも多く
現在残っている神楽面でも どのような舞で使われていたのか判らない神楽面もあるとのこと
知らなかったことがたくさん
気づかずに通り過ぎていたものに 見つめ直す機会を与えて下さった方々に感謝致します
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宮大工さんの技ですね
見てみたいな、
お神楽の面も歴史をかんじますね
身近のすばらしいもの、静かに
守りうけついでゆく・・
とても素晴らしいことですね
ありがとうございます。
セタくん
古い物の残る場所に行くと、
不思議な気持ちになります。
時代を超えたものと、
いっしょにいるんだなあと思って。
彫刻の細かさ、圧倒されますね~。
近くで見てみたい^^
ほんとにそうですよぇ~
私の住む町にも歴史をさかのぼってみると
いろいろ興味深いこと、
あるいはかなり有名な神社や国宝級なもの(数は少ないけど笑)
が、「エ、いつも通ってるあそこがそうなのー?」みたいなのがあります^^
それにしてもこの宮大工さんのお話、権現舞の頭、神楽の面などなど
すごい興味深いですね~~~~^^
まだまだたっくさんいろんな有形無形のものがあるんでしょうね!
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