ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

2 ホームレスソムリエ 77ページ目

2009-07-22 22:56:15 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
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社長     中島は、シャサーニュ・モンラッシェ3本の方になります。

       中島から、テイスティングを始めます。

       3本の中で一番オールドなヴィンテージを当ててください!

ソムリエA  日本で紹介されているピュリニ・モンラッシェもシャサーニュ・

       モンラッシェも40種近くあります。

       これからテイスティングするワインはそれぞれ別の種類ですか?

社長     ノーヒントです。

和音     同じワイン名で種類の多さは、ボルドーのシャトーワインと違っ

       て、ブルゴーニュワインの複雑さであり、難しさですね?

社長     選ぶ楽しみもありますね?

和音     そうですね。玉・石が混合の中で玉を選び出す楽しみが。

社長     一番オールドのヴィンテージを選ぶといっても簡単ではないです

       よ。

       中島君テイスティングを始めて!


社長の専属ソムリエによって、3本のシャサーニュ・モンラッシェが抜栓され、

3個のワイングラスに注がれた。


ソムリエA  左のワインが一番オールドな感じがするのですが、プルミエクリュ

      (一級畑)だからでしょう。 

      実際は、左のワインが2001年、真中のワインが2002年、右の

      ワインが2000年だと思います。

      一番オールドなヴィンテージは右のワインです。