先週、息子(次男)が帰省した時、松江城の堀を遊覧する堀川巡りに連れて行った。
弱い小雨の降る日であったが、しっとりとして初秋の風情を感じることができた。
堀川巡りは約50分の遊覧である。平日であったので観光客は少なく、舟は我々家族だけで貸切状態であった。
舟は全長約8m、幅2mの小舟でお堀にかかる16の橋を潜っていく。
橋の高さがかなり低いものもあり、その場合は舟の屋根が下がる。乗船客は船の床に這いつくばるようになる。
松江城のお堀は山を削って造ったようで、その時の鬱蒼とした木々がそのまま残っている。
遊覧の終盤になると松江城が見えてくる。堀から眺める松江城は国宝らしい趣がひとしお強く感じられる。
松江城の石垣は大きな岩と小さな岩を隙間なく積み上げた造りとなっている。
大手前広場の乗船場に戻ってきた。船頭さんの面白い解説を聞きながら約50分の遊覧もあっという間であった。
遊覧後は武家屋敷跡のそば屋で出雲そばを食べ、松江城へと向った。
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