今月下旬には山陰に引っ越しをする。あと3週間ほどになった8日に浅草に出かけた。ゴールデンウィークの最後の日であるが天気が良かったので混雑を気にせず出かけた。
浅草は何度か訪れていたが、東京で暮らしたことを象徴するには庶民的な匂いに違和感を抱かない、肩に力が入らない浅草が一番だろう。
浅草橋から都営地下鉄に乗り換えて行った。雷門はいつも賑わっていた。人力車で浅草を案内する人達がかなり増えていたのには驚いた。
仲見世の混雑は初詣の時ほどではないが、いろいろな国の人が歩いていることに再び驚いた。
浅草寺の社の形はよく見ると美しい。堂々たる風格を感じる。
本殿にお参りする人達は後を絶たない。どのような願いや祈りを託すのだろうか。自分は新境地での安泰を願った。
今日は12日。24日に引っ越しなので東京在住はあと12日だ。会社を辞めて3週間が過ぎたわけだが、引っ越し関係の荷造りなどの作業で仕事への郷愁的なものは幸いない。
朝は少し遅いが普通に起床している。今のところ毎日が休日だが無職という悲哀感はない。 仕事の夢も見ない。自分の置かれた立場が何なのかよくわからない。まだ隠居をする気も起きないがとりあえずやるべきことはたくさんある。将来展望は描けないが、何か社会に役立つことが自分にはあるのではないだろうかという自信はある。
全ては郷里に帰ってからだ。東京に居る間は東京でしかできないことを心がけよう。
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