ユーロな日々

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これが事実なら、カルデロンは頭がおかしい

2007年06月19日 | 欧州2010-2003
マルカの記事を読んで驚いた。
信じがたい話だ。

02-03の優勝のあと、監督を次々にかえてどうなったか、忘れたのか。

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カペッロ監督「優勝は十分なのか、他に連絡をするのか、カルデロン会長に聞くとしよう」

ファビオ・カペッロ監督は、リーガ優勝が決まった後の記者会見で続投の意思があることをはっきりさせた。「優勝という結果は十分ではないのか否か、他の監督に連絡をするのか、カルデロン会長に聞く必要がある」とコメント。チームに4年ぶり30回目の優勝をもたらしたとはいえ、カペッロ監督の続投は今のところはっきりしていない。数日前にカルデロン会長とプライベートな会談をしたカペッロ監督だが、結局「カルデロン会長の支持を感じなかった」と不満を漏らす一幕もあった。

「続投はカルデロン会長次第。私はここで続けたい。先日の会談でも彼にはっきり伝えた。続けたいし、もしその気がないのなら私に言って欲しいとね。彼は私にリーガが終わった後に決めると言った。会長にはクラブのプロジェクトにとって優勝は十分ではないのか、他の監督に連絡をとる必要があるのか問いただす必要がある。私は契約を全うしたい。今ボールは会長に渡っている」と続投の意思を改めて明言。

 会見中、カペッロ監督の携帯が鳴り止まないことはなかった。「今はみんなが友人だ」。自身の仕事とチームのプレーに批判をしてきた記者団を皮肉ったカペッロ監督。「この3年間、無冠の後、私は仕事を託されたが、初日から“不愉快”な批判を受けてきた。不誠実さをぶつけてきたが、私にとってはどうてもいいこと。大事なのは私とともにいるチームだったのだから」。

 そして、スタメンについても誰の助言を受けていなかったと明言。「会長、アシスタントコーチ、首脳陣らが誰を起用すべきか私に言ってきたことは一度もない。仮にそんなことがあったら、関係は終わるからだ。選手らは私を知っているし、それについて彼らも話していない。彼らはピッチで走り、ゴーを決めることではっきりさせてくれた」とも。

 優勝は彼の家族に捧げるとしたカペッロ監督は、デイビッド・ベッカムを隔離したことはシーズンの大きなミスだったとも認めた。「私のミスはベッカムを考慮しなかったことだ。彼がロサンゼルス・ギャラクシーと契約した後、彼を起用しなかった。最大のミスだった。多くのメディアはバイエルン・ミュンヘン戦を私のせいにした。スペインではトリプルボランチでプレーしていたのに、ダブルボランチで戦ったことについてね。守備的な監督だとレッテルを貼った。もしそうだったら、多くのゴールは決められなかっただろう」。度重なるメディアの攻撃に対し鬱憤を晴らしたカペッロ監督。

 記者会見は深夜12時をまわり、カペッロ監督の61回目の誕生日に突入した。「とても感動的な日となって迎えることができる。脅威の立ち直りで素晴らしい幕切れとなった。我々はチーム精神を取り戻すために苦しみ、戦った。今夜、それを証明した」と語り、会見を締めくくった。