被害者の車は30系アルファードです。
犯人等の車は50系プリウスです。
(駐車場にバックで入って来る犯人グループのプリウス)
(目当てのアルファードの前に止めました)
(プリウスの助手席から目出し帽を被った奴が出て来ました)
(アルファードのバンパーを捲って手を突っ込みます。バンパー内に通って居る配線に機器を割り込ませてロックを解除してエンジン始動する『CANインベーダー』と言う手口です)
(悪党はプリウスに戻って工具を持って、エンジンが掛かったアルファードのハンドルロックを破壊します)
(僅か3分で犯行は完了。プリウスに続いて出て行くアルファード)
《本文》
高級車泥棒が犯行にかかった時間は、わずか3分。
その一部始終が、防犯カメラに捉えられていました。
20日午前4時頃、兵庫県川西市にあるマンションの駐車場に、不審な白いプリウスが現れました。
プリウスの助手席から出てきたのは、目出し帽で顔を隠した、犯人の片割れ。
プリウスには、もう1人運転役とみられる奴が残っていて、2匹組とみられます。
狙われたのはトヨタの高級車(←別に高級車ちゃうわ‼️大袈裟な‼️)「アルファード」。
まず実行役が、助手席側のタイヤのそばにしゃがみ、慣れた様子でバンパーを捲って中に手を突っ込み始めました。
これは、CANインベーダーと呼ばれる手口とみられます。
専用の端末を車の配線に接続し、不正に鍵を開けるというもの。
2匹組は、いとも簡単にアルファードの鍵を開け、エンジンを始動させました。
すると、実行役はプリウスに何かを取りに戻りました。
持ってきたのは、工具。
ハンドルにもロックがかけられていることを知っていました。
実行役は工具を使ってハンドルロックを切断。
二重にかけられた鍵を外し、アルファードを難なく盗み出しました。
ここまでにかかった時間は、わずか3分。
アルファードを盗んだ2匹組は、現場から約2km離れた道路上に、車内にあったすべての荷物を捨てて行きました。
アルファードを盗まれた男性は、家族との思い出が詰まった愛車が持ち去られ、子どもたちがショックを受けていると話します。
被害男性「いろんなところに家族で行った車だったので、思い出もあるし...。ゆっくり子どもたちと過ごしながら行けるという、本当にそのためだけに買っていたので、子どもたちがショックを受けている」
被害額は、およそ700万円にのぼるという事です。
被害男性「もし(車が)返ってくるのであればもう...、本当に今でも返ってこないかなと思う。もう2度とこういうことを犯人にはしてほしくないです」
警察は窃盗事件として捜査して居ます。
FNNニュース