自分の病理学の知識は90年代の学生時代に学んだ知識がベースであまりアップデートされていなかったので、この本を読んで成る程なと随分勉強になった。何度も書いているが自分はスピ系の知識や経験を大事にしているので、この本の著者の主張を全て受け入れるわけではない。一例を挙げれば、著者は不食を眉唾物として一顧だにしないが自分は不食の人は確かにいるだろうし、肯定的に考えている。病理学者は身体の病理組織を相手にするので、基本唯物的である。それを否定しては病理学自体が成り立たないので、認めた上で自分としては病理診断は選択肢の一つとして扱うスタンスでいるつもり。
病理学の知識のアップデートは必要だが、理解して縛られない姿勢を理想とするかな?
人間って熱心に勉強したことに対して無批判に受け入れる傾向がある。これは注意して批判的な視点を失わない様にしなくてはならないと思う。
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coconya
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