日本人なのでキリスト教家庭に生まれるのは確率的に珍しい。自分は幼児洗礼を受けて、クリスチャンネームはヨゼフであるが、カトリックの教会には長らく行っていないし、連れ合いの属する教会にも長らく行っていない。スピリチュアル系の本が好きなので色々読んでいるが、そのせいか伝統的なキリスト教からは距離を置くようになっている。聖書の内容が時の権力者に都合の良い様に書き換えられたと言われているから、無批判に聖書を信じることが出来なくなった。聖書にはいい事も書いてあるが、やはり肝心な部分が書き換えられているなら、台無しである。一つだけ取り上げれば、聖書には輪廻転生の考えが出てこない。書き換え前は輪廻転生の内容が含まれていたと考えられている。輪廻転生の考えを認めると、人間は死後、審判にかけられて天国か地獄に行くという脅しの効果が無くなる。脅す事で民衆を精神的に支配していたのがキリスト教世界だ。
ニューエイジ、スピリチュアル系の本によればイエスキリストは独身ではなく、マグダラのマリアと婚姻関係にあり、二人の間には子供もいたらしい。確か、その子孫が出てくるのがダヴィンチコードだった。この手の話は正統派キリスト教会、特にカトリックでは認められないだろう。
また、ニューエイジでは昇天したキリストはアセンデッドマスターという、高級な人類の指導霊的な存在になり、その名前はサナンダと呼ばれている。これもキリスト教信者には認め難い事かもしれない。しかし、アセンデッドマスターという存在になって、今現在も人類を見守ってくれているというのは、それを認めればとても有り難い、嬉しい事ではなかろうか。しかもアセンデッドマスターはアセンションした存在ではあるが、宗教と違い、民衆との間に上下関係はない。民衆はアセンデッドマスターにただひれ伏すのではなく、協力してより良き未来の為に働くという、協力関係にある。これが宗教との違いである。宗教はある意味旧時代的なシステムであり、アセンデッドマスターと我々との関係は現代的、近未来的なあり方と言えるのではなかろうか？
サナンダは今も沢山のメッセージをチャネラーを通して伝えてきている。ネット、ＳＮＳ等を探せば沢山のメッセージに触れることが出来る。是非触れてみて欲しい。
