9月25日(火) 航海9日目
大船渡
昨年(2018年)の記事『飛鳥でめぐる秋の日本三景』の続きです。(笑)
今頃すみません…。 (今年とは曜日がちがってます)
残り4話分残したまま、
公開時期を逸してずっとアップできないでいましたが、
いっそ一年遅れの同じ日にしたらどうだ!と思いました。
が!
一年も経つと、もはや思い出は忘却の彼方へ…。
なので、
写真を見ながら、思い出せる範囲でのご案内になります~。
ご興味のある方は引き続きお付き合いくださいませ。
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これまでの(昨年アップしていた)記事はこちらです。→ ★最初から読む★
飛鳥クルーズってどんな感じ? とか
前原ってどんな奴? とか
まだ旅行の余韻がかなり残っていたので、がんばって熱く語っております。(笑)
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さてさて、9/17(月)に横浜を出港しまして(注:昨年の話です)、
名古屋、瀬戸内海、関門海峡を通って日本海へ。
天橋立、金沢を経て、津軽海峡を渡り太平洋側に出て、
今回の寄港地は大船渡。
クルージング9日目です。
大船渡というと、
どうしても大震災を思い出してしまいます。
忘れられない映像に心が震えます…。
でも、港も町も人も癒えぬ悲しみをのり超えて、
現在は穏やかな日常を取り戻しているかのようにも見えました。
朝靄の中、透き通るような空気に包まれてなんとも幻想的でした。
港に着いたとたん、独特な空気感があって、
民話の世界にぴったりな風景だと思いました。
遠野物語…という、物悲しい響きに以前からなぜか惹かれていて、
一度はこの地を訪れてみたいと思ってたんですよね。
いろいろなオプショナル・ツアーがありましたが、
私たちは、まよわず“遠野物語めぐり”へ。
まずは遠野の方言で語り部が昔話を聞かせてくれます。
「民俗学の父」柳田國男が滞在した旅籠。
ここで遠野地方に古くから伝わる数々の民話を記録、
「遠野物語」として出版。
座敷ワラシ、雪女、河童、天狗、神隠し、などなど。
ときどき小雨混じりのお天気。
でも遠野には雨が似合います。
(写真はわれわれではありません)
遠野伝承園での昼食。
飛鳥のフルコースに飽きていたので素朴なお昼ご飯に感激。
贅沢な話です。
稲穂がきれいでした。黄金色の稲穂と緑の樹木。
見てるだけで癒されます。
昔河童が棲んでいたという言い伝えのあるカッパ淵。
カッパ淵の守り人(まぶりっと)の二代目カッパおじさんが
案内してくれました。
リキの入ったご案内に予定時間はるかにオーバー。
とっても楽しい時間でした。
心が洗われる。命の洗濯。そんな景色です。
17:00 出港。
雨の中お見送りしていただきました。
本日のディナーは中華のフルコース。
基本、食事中に写真は撮りません。
(私の中でこれはお行儀が悪いことなので)
ディナーはフランス料理か和食のフルコースが多いなかで、
この日は中華だったので、なんとなくリラックス気分で、ぱちりと。
前菜盛り合わせ
冬瓜と干し貝柱の蒸しスープ
フカヒレの姿煮
パイナップル入り黒酢の酢豚
鶏ちまき蓮の葉包み
やわらか杏仁豆腐とジャスミン茶
メインダイニング隣接のピアノバー
お食事の前の食前酒とか、食後のお酒を楽しむところ。
前原はまだ利用したことがありません。
オープンスペースでなんとなく人目が気になるので…落ち着かない。
食後は気取らずもっとだら~~っとできるとこがいい。オイ…。