毎週家電量販店からのチラシが入るが、気になっていたので、今回初めて分析する事にした。つまり薄型TV(液晶とプラズマ)の価格が何処まで下落しているか?
もともと、当家もそうであるが、アナログ放送時代のTVでは28インチのブラウン管方式のTVが通常最大で、普通でも20インチクラスのTV(縦横比が違うが)で十分であったはずであり、28インチのTVでも5万以下、或いは更に安い価格で購入できたと記憶している。
一方地上波デジタルが始まる前からワイドTVをPRし始めたが、実際の放送が付いていかず、放送局も家電メーカーも国(総務庁?)に踊らされた形になる。また、ワイドTVは実際の旧来のTVの縦横比からすると28インチTVでは小さく見え、32インチTVがこれに相当したと思う。
何が言いたいかと言うと、ブラウン管TVの時代であれば、高い金を出さなくとも上記で述べた様に、5万もあれば画面が大きなTVが変えた事になる。
実際当家にあった28インチのTVを見て、子供の友達が来た時には凄いTVがあると叫んだ事がある。すなわち一般で気には25インチや20インチTVで済んでいた事になる。 その後液晶やプラズマTVの出現によりメーカーや家電ショップに踊らされ、一方でアナログ放送を無くす等の望まぬ方向にメーカーと国が勝手に決め、国民が液晶TV等の購入に到っている事は、仕組まれた時代の成り行きとしか思えない。
別に薄くても、大きくなれば置く所は無いのに・・・。等色々考える中で、現在の薄型TVの価格動向について調べてみた。非常に安易ではあるが、ヤマダ電機の最安(期間限定)価格から、インチ数とインチ当たりの価格を計算してみた。勿論チラシは最新の物であるが、お店に行くと多分、値段が変わっていると思うし、交渉次第で価格が安くなるのはご了承願いたい。
インチ | 最安価格 | インチ当たり単価 | 備考 | |
1 | 17 | 42,330円 | 2,490円 | このインチサイズクラスは大変お手軽な値段になっている。 最もブラウン管方式なら、2万以下で変えるはずだが。 |
2 | 20 | 64,616円 | 3,231円 | 20~30インチまでが最近安くなっているが、もう少しの領域 かなと考える。逆を言えばこのインチ数は激戦区になる為 価格が更に下落すると考える。 |
3 | 22 | 57,236円 | 2,602円 | |
4 | 26 | 71,840円 | 2,763円 | |
5 | 32 | 84,830円 |
2,651円 |
この当たりの価格帯が、一番多いのではないかと推定するが、 既に、ポイント無しでも10万円は切っている。おそらく一番売 れ筋の価格帯と思うが・・・。 |
6 | 37 | 134,400円 |
3,632円 |
37インチ以上は、やはりまだ高いがそれでも一年前のから すると半額以下になっているのではないかと思う。 |
7 | 40 | 151,300円 | 3,783円 | これ以上のサイズのTVを誰が買うのか? |
8 | 42 | 158,400円 | 3,771円 | いくら薄型であっても場所をとる。 |
9 | 46 | 227,960円 | 4,956円 | 何処に置くのか疑問だ。 |
10 | 50 | 222,400円 | 4,448円 | |
11 | 52 | 278,400円 | 5,354円 |
実はこれは、予想外の結果となった。つまり画面が大きいほど、インチ当たりの単価が下落していると思っていたが、下落率は確かにそうなっていると思うが、1インチ単価の下落は、大画面サイズ程余り落ちていない。と言うか大画面になるほど、1インチ当たりの単価が逆に高くなっていたのだろうと考える。それはまだ今でもその傾向が残っている。
やはり32インチ以下で22インチ以上が、最も安くなっている事になる。
もはや50インチ以上はどこにおけるか?それだけの壁面があるかが最大の問題ではないのか?当家にもその場所はない。壁掛けが可能であってもそのスペースが無いのである。 当ブログを見られている方の参考になれば幸いである。
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