社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

WHOのアルコール規制採択について(他に真っ先に取り組むべき事を忘れて現実逃避した組織か?)

2010-01-31 08:42:37 | 日記

先日のマスコミの報道でたばこに続く規制との事らしいが、たばこの規制運動にめどがついた等言っているようではあきれて物が言えない。たばこの問題はアルコールと比べて、同じくらい社会的問題ではあるが、どちらかと言うと健康的上は、タバコとなるだろう。アルコールの問題はどちらかと言うと健康上の問題より、二次的な意味づけ、つまり精神的な問題が多いと考える。タバコは直接的に他人に被害をもたらす可能性が大であるが、アルコールはその現実逃避する為の手段となりえるが、過度の深酒は、結果本人にも周りにも迷惑を掛ける事からの1つの方向性ではあるとは思うが、国際的な機関が規制の話をするべき課題まではまだ到底行っていない。

なにが言いたいか?たばこの前に麻薬の撲滅、スポーツと言えば、筋肉増強剤などの薬の使用撲滅などあるが、これらの問題を語る事なくして、タバコとアルコールの課題にメスを入れるのは、早すぎると考える。

但し、WHOの組織的性格上は、犯罪の温床となる麻薬などについての議論がしづらい点があるのかも知れないが・・・。しかし、最大の温床を取り除かねば、タバコやアルコールの問題が片付くはずはない。

グローバル化されたジャーナリズムが、既に堕落と言うかスキャンダル化した中では、優先すべき事から逃避して、分かりやすいテーマに的を当てて、パフォーマンスを得ることに邁進している事に、組織も当人らも気づいていないのだろうか?

米国TVドラマの「アンタッチャブル」の時代は確かアルコール禁止の時代だったと思うが、それでなにか良くなったのか?逆に悪くなったのではないか?行き過ぎは確かにまずいが、現実から逃避してパフォーマンスに走るのは既に組織が崩壊したとしか思えない。

個人的な考えでは、確かにタバコとアルコールの問題からすると、タバコの規制は、割と簡単と思われるが、アルコールの規制は、その根拠と過去の結果からして、逆に弊害を生むような気がする。

欧州諸国で仕事をすると、ミネラルウオーターよりビールなどのアルコールの方が安い事も事実としてあるが、もう少しパフォーマンスばかり考えずに、まじめに世界の健康を考えて欲しいと思うのは私だけだろうか?WHOのアルコールの規制を考える前に、いやタバコの規制を考える前にやるべき仕事は、余りにも多いと思う。アフリカや南米、ハイチ地震やインフルエンザ、未だに飢餓に飢えている国がある中で何を悠長に考えているのだろう???


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