社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

アップルの電子書籍分野への参入「iPad」の発売

2010-01-29 08:15:10 | ITについて

夜のニュースステーションでアップルの「iPad」のニュースを流していた。実際に米国で販売されているアマゾンのKindleの紹介やソニーの端末Reader Touch Edition(両社ともE-Inkの電子ペーパーディスプレイを採用しており、モノクロ)で、簡単な操作のデモも行っていた。

このアップルの「iPad」の参入は、米国では、成功となる可能性がある。先行するアマゾンKindleとソニーのReader Touch Editionとの激しい競争となろうが、Kindleでもまだ成功しているとは言いがたい中で、このアップルの参入はかなりインパクトが大きい。

後発参入のアップルの「iPad」の最大の特徴は、その大きさとカラータッチパネルにある。しかし逆に苦戦する可能性があるとすれば、その特徴、つまりサイズ(24センチ×19センチ:9.7インチカラー)、カラーゆえの稼働時間(10時間)と端末の値段499~699ドル(携帯使用する場合は130ドルプラス)だろうが、逆にカラーが有利となる可能性も高い。つまり新聞等やグラビア雑誌等はカラーが有利だからだ。一方で、先行するアマゾンのKindleも最初は高かった(代2世代で399ドル)が、現在は259ドルとなっている。ソニーは二種類端末を販売しているが199ドルと299ドル(昨年8月より)。なお3Gに対応した通信機能付きは399ドル。

※iPadとKindleの比較については([CG]iPadとKindleのスペックを比較するを参照)

最も、このサイズを考慮すると持ち運んで見る(読む?)ものではなく、家で見るものだろう。つまりTV等と同じようなマルチメディア専用機としての位置づけとなろう。つまりPCの変わりになる物となるだろう。

さて、音楽や動画などの電子化はあっという間に進んだが、この出版分野だけは米国も日本も過去ずっと成功していなかった。日本ではソニーやパナソニック等が専用端末を出したが、結局失敗している。

持ち歩いて見ないのなら、家庭での使用となるが、それなら逆にPCとの競争と言う事になるだろう。同じサイズとなるとネットブックとの勝負か?それとも新聞のサイズからすると大画面液晶つまりディスクトップPC?

いや競争相手はひょっとしてTVでは無いのだろうか?日本の場合は、携帯が何でもできる方向へ行っている為と、文庫本でも綺麗で且つ書籍好きの国民性からするとこの手の商品は、まず成功しないと思うのだが・・・。

奇跡がおきるのだろうか?まずは米国での結果がどうなるか?


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