DellのノートブックPC INSPIRON 1564のHDDをSSDへと換装した。結果、確かにパソコン(OSはWindows7)の起動は実感するぐらい早くなった。これは間違いない。色々悩んだ割には、あっけなくSSDへと換装できたのも嬉しい。
しかし、しばらくするとどうもイマイチ嬉しくない。起動は間違いなく早くはなった・・・。でも早くない???。Windows8.1のSSDパソコンを別に一台持っているが、このPCの起動が爆速だ。スマフォ並とは言わないが・・・。
SSDの容量も何となく不安になってきた。もともとお試しで購入したので、120GBから250GBへ更に換装しても良いのではないか?など考えながら、物欲を満足すべく、新たに購入するSSDを調べた。
ところが、もともと安かったので購入したSAMSUNG SSD 840 EVO MZ-7TE120B/IT (ベーシック)だが、SAMSUNG SSD 840 EVO MZ-7TE120B/IT (ベーシックキット/SSD/120GB/2.5インチ/SATA) の投稿レビューと言うレビューで気になるコメントを見つけた。RAPIDモード。どうもSAMSUNG SSD 840 EVOでは特殊なモードが存在するようだ。早速調べてみるとSamsung SSD 840 EVOの「RAPIDモード」を試すに詳しく解説とそのベンチマークが掲載されていた。ベンチマークを見る限り、相当なスピードアップが期待出来そうだ。
確か、同封のCD-ROMに「Samsung Magician」と言うソフトが入っていたが、物理的にHDD互換の為、特にユーティリティは必要ないだろうと勝手に思い、インストールしてもいなかった。が、これらの記事を見て、早速試す事にした。
SSDへ換装後のOSの起動は1分20秒かかっている。これは電源ボタンを押してからWindows起動の音が出るまでの時間だ。Startup等のソフトやブラウザーが即使える訳ではないが、一応の目安だ。この1分20秒がBIOS起動を含めているとは言え、速いと感じるのは、相当感覚が麻痺していると改めて感じた。そう、SSD換装前のHDDでのWindows7起動が余りにも遅いと言う事になるのだろうか?いやそれなら更にWindows Vistaでは・・・
と言っても仕方がない。感覚が麻痺するぐらいのOSの起動の遅さをWindows Vistaやそれでも改善したと言えるWinodow7まで改善できなかったと言う事を改めて感じた。
さて、「Samsung Magician」をインストールして更に最新バージョンへアップしてから、RAPIDモードをONにした。そしてリスタート後のWindows7の起動に驚いた。エー!!!
改めて、シャットダウンしてから、再度時間を測った。電源ON(もちろんBIOS起動も含まれる)からWindows起動の音が出るまで。何と30秒だった。これは凄い。Samsung Magicianと使ったSSDのRAPIDモードは爆速だ。30秒と言う時間。これは今までのHDDによるWindows7の起動からすると圧倒的だ。
本当に賢いお金の使い方は「毎日長時間使うもの」にお金をかけることも一つの考え方だが、お金を掛ける事が重要なのではなく、毎日使うものをよりよく使い易い環境にする事に意味があると思った。
いやしかし、「Samsung Magician」のRAPIDモードは凄い。今日実感したのが、Windows7のOS起動だけだが、この環境での自炊(書籍の電子化)がどうなるか?また別の機会に掲載したい。
しかし、私がこの「Samsung Magician」のRAPIDモードを知らなければ、このような激的な改善をすることなく、SSDってこんなもんかと使っていただろう。無知とは怖い。思い込みも怖い。改めて痛感した。
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