帰宅途中に空を見上げると満月だった。昨晩は天気が悪ったが、今晩は晴れだ。しかも寒い。こう言う時は綺麗に取れそうだ。と言う事で、過去も何回かお月さまの撮影にトライしたが、再度トライする事にした。年末に購入したFUJIFILMのFinePix HS10で、無謀にもまた三脚を使わずに、高倍率撮影(30倍ズーム)と手ぶれ補正に期待して。
今回はある程度期待した結果がでた。大半のデジカメでは、夜のお月さまをオートで撮影する事は難しい。最初からわかっていた事だ。それをこの最新型の高倍率ズーム機で且つ裏面照射型CMOS採用機でも確認できた。と言うか裏面照射型CMOSならなおさらだろうと言われそうだが・・・。マアーそれも承知で敢えてトライしたと言う事なのだが・・・。
従って、オートで露出補正をするのも最初のオート撮影で諦めた。最初の数枚をタイマー撮影で試したが、このデジカメはいちいち一枚とる度にタイマーをセットしないとならない為、これも最初だけだった。つまり手ぶれ補正を完全にカメラまかせで撮影した。特に注意もせず。これは凄いとしか言いようがない。1/60~1/80でぶれない等あり得ないと言う気がするが。このデジカメの手ぶれ補正は余りにも強力だ。
と言う事で、30倍ズームと手ぶれ補正+シャッタースピード優先で三脚を使用せずに、お月さまが綺麗に撮影できる事が、確認できた。
1 | SRAuto 1/50 ISO160 f5.6 下記の2もだが、オートだと露出オーバーで、綺麗に撮影できなかった。夜空が真っ黒で、明るい月では当然の結果となった。 | |
2 | 標準Auto 1/220 ISO800 f5.6 上記1と同様。 | |
3 | シャッタースピード優先 1/60 ISO200 f5.6 ISOが200でシャッタースピードをかなり落とすと、これも露出オーバーとなる。逆を言えばこれで手ぶれが起きていないのが凄い。 | |
4 | シャッタースピード優先 1/80 ISO100 f5.6 下記の5もそうだが、かなり綺麗に撮れている。 シャッタースピードが1/50~1/500の間で、ISOが100から200での調整次第と言うところだろうか? | |
5 | シャッタースピード優先 1/200 ISO100 f5.6 | |
6 | シャッタースピード優先 1/320 ISO200 f5.6 | |
7 | シャッタースピード優先 1/1000 ISO200 f5.6 シャッタースピードがこれぐらいだと、手ぶれが抑えられる。つまり少し暗いが、マニュアルで取れるデジカメなら、お月さまの撮影が可能な事を示している。 |
その内天体望遠鏡とデジカメを使用したお月さま撮影にもトライしたいと思っているが、何時になる事だろうか???
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