社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

池井戸潤『仇敵』

2015-07-24 16:00:47 | 趣味(読書)

池井戸潤『民王(たみおう)』に続いて読んだ池井戸氏の作品だ。なかなかこの作品も面白い。がビジネス小説にしては殺人が少し多いと感じた。もっとも氏の作品はこの作品に関わらず殺人が多いのだが・・・。

それとも氏の作品は、サスペンスや探偵もの?いや探偵や刑事が主役ではないしサブでもないし・・・。銀行でのライバルだったのが、こんなに簡単に消されていいのだろうか?そうであるならば主人公ももっと簡単に消されていなければならないのだが・・・。

それにしても大銀行の闇に立ち向かうとPRされているが、闇と言うほどの内容ではない。少し帯の紹介が誇張されすぎが。

しかし、そうは言ってもなかなか面白い作品ではある。

仇敵

書籍名:仇敵
発 行:2003年1月25日初刊
著 者:池井戸 潤
発行者:増田義和
発行所:株式会社実業之日本社
価 格:1700円+税

巨大銀行の腐肉を抉る!
いわれなき罪を背負い、大手都市銀行管理職の地位を追われ、
地方銀行の庶務行員となった男。
亡き友と己のプライドにかけて、男は復習を誓うーーー。
メガバンクの内幕と、地方銀行の実情を描ききる。
銀行ミステリーの傑作!

               地方銀行庶務行員の事件ファイル
大手都市銀行の次長職から地方銀行の庶務行員となった恋窪商太郎。駐車場の整理とフロア案内の傍ら、融資に悩む後輩社員へアドバイスする・・・・・そんな日々に、以前より「人間らしさ」を取り戻した恋窪だったがーーー。
「正義」を求めたばかりに組織を弾き出された男が、大銀行の闇に再び立ち向かう!


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