社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

江波戸哲夫『定年待合室』

2014-08-16 15:01:44 | 趣味(読書)

定年まで、1年を切った直後に、タイトルの定年に目を惹かれて手にとった作品だ。この作品も私に取って初の作家だったが、なかなか面白い。シリーズ物として続けられそうな作品であり、またドラマにもできそうな作品だ。それぞれ一話完結物として・・・。

この作品の中には、その会社の本業つまり主流の事業からは、外された有能な方が沢山登場するが、いずれも以前の仕事に未練があり、力を発揮したいと思いながら、窓際族的な部門で我慢していると言う状況だ。

そして早期退職した大和田宏の誘いで、単発的な難題の仕事を、昔の仕事のノウハウやコネを使って片付けると言う流れだ。作品としてはなかなか面白いと思うが、それは同じ境遇の方ならそうだろう。

もっとも私の場合は、定年を前に今更あくせく働く気はしない。仕事にも未練がないし・・・

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書籍名:定年待合室
著 者:江波戸哲夫(えばと てつお)
発 行:2012年6月25初版発行
発行者:南 晋三
発行所:株式会社潮出版社
価 格:1700円+税

「俺たちは
このままじゃ終わらない」
再起にかける男たちを描く痛快経済小説
妻のガン宣告を受け、50代で大手百貨店を早期退職した敏腕営業マン大和田。妻を喪ったあと、ふとしたきっかけで”人助けを”に手を貸しはじめる。販売不振や営業先とのトラブル解決をめざすなかで知り合った、経験も人脈も豊富なその道のプロたちは、それぞれの職場で鬱屈を抱えていた。

このまま
「定年待合室」で
悶々と日々を過ごすよりはーーーー
かっての辣腕たちに、
ふたたび
己を試す挑戦の場が
めぐってくる。

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