社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

お義母さんのいる有料老人ホームの懇親会に参加した

2011-11-23 21:06:25 | 日記

今年の5月に、お義母さんの住んでいる有料老人ホームの運営懇親会に参加したが、今日、2周年記念イベントもかねた、4回目となる運営懇親会に参加した。久しぶりだし、家族の来賓がないとやはりお義母さんも寂しいだろうし、昼飯を一緒に食べれば良いぐらいの軽い気持ちで出かけた。お義母さんが昨年12月にこのホームに入った時には6Fと5Fしかオープンしていなかったが、今年に更に3Fのオープンして入った方がかなり増えた様だ。もう既に入所率は50%を超えているとの事だ。今回の運営懇親会にも多くの方が参加された。

さて、5月の運営懇親会では、議事が殆ど終了して、質疑応答になった時に、まあーあまりもめそうな発言は殆どなかった。が今回はある1点に集中した発言が、次々に出された。

  • Q1:ここには、高齢者の方が多く入っていると思う。私もそうだ。そして高齢者楽しみなのは食事だ。それにしても食事が良くない。まずい。これでは年寄りにとって地獄だ。なんとか改善して欲しい。
  • Q2:スタッフについてもらってリッチな気分を味わう「お出かけランチ」。先日「うな重」ランチに参加したが、参加費(3,000円?5,000円だったか聞き忘れた)が高い。これだけ出すのならもっとおいしい物が食べられる。その理由をスタッフに聞いたら、スタッフの付添いの料金が入っていますとの事で、事前にそれらの事(つまり参加費の費用明細)が説明されていなかった。
  • Q3:ステーキの肉が固い。歯医者に相談したら、それは改善してもらった方が良いと言われた。
  • Q4:スープが冷えている。せっかく持って来てもらった物が、冷めていてはおいしくない。(この方は個室に配膳してもらっていると思われる)
  • Q5:高齢者が多いので、ホーム側も気を使って、塩分を控えてもらっていると思うが、料理によっては、もう少し濃くしてもらっても良いのではないか
  • Q6:外部の食事の委託業者とだけ、依頼や検討するのではなく、入居者や家族も参加して改善するようにできないか?お金の問題(所定の経費ではできない為、オプションメニューを考える等)もあると思うので。
  • Q7:両親の食事を見ていると、何時も同じような物を食べている。これは両親が選択しているから?
  • Q8:スプーンが汚れていた
  • Q9:クリスマスの特別料理とお正月の料理を、12月上旬(7日?9日?聞き忘れた)まで申し込みしてくれとの事だが、クリスマスはわかるが、お正月の予定は、年末まで家族と話して見ないとわからない。この期限だと、お金が無駄になる事を覚悟して申し込みしなければならない。常識的にもう少し考えて欲しい・・・。

とまあー今回は、最初から食事について発言と言うか非難が集中した。全快の5月と比較する訳ではないが、最初唖然とした。何でこのホームでと首をかしげた。奥様もお義母さんからこの手の話を聞いた事はない。なぜだろう?今までこのホームを見たり、試食等にも参加しているが、わからない。もちろん上記の質問と言うか発言に対して、ホーム側の責任者が一つ一つ丁寧に回答していたが・・・。

DSCF5989 2周年記念スペシャルメニュー
・赤飯
・天ぷら(上の方、お茶の右)
・焼き松茸
・鮭の塩焼き
・お刺身
・白菜と春菊の柚子味噌和え
・チキン南蛮
・赤だし
・茶わん蒸し
・フルーツ
・漬物
これで1,050円
梅田で食べてもこれではすまないだろう。と言うかこれを外食したらこれではすまない。
DSCF5990 ・白菜と春菊の柚子味噌和え
・チキン南蛮
これはおいしかった。
DSCF5995 お刺身はごく普通と言うか日本食にはこれは必須。もちろん奥様は嫌いだが。
DSCF6001 天ぷら。私にはどうでも良い。塩で食べるタイプがあまり好きではないと言うのもあるが・・・。天ぷらは天つゆで食べたい。
DSCF5996 卵焼きと鮭の塩焼きと焼き松茸。ウーンなんとも言えない豪勢なおかず。
DSCF5994 奥様は、アレルギーがあるので、メニューをアレンジしてもらった。もちろんアレルギーを理由(?)に刺身等はなくなり、豚になったいたが・・・。

なかなか難しい問題が出て来たと言う事になるのだろう。しかしこれはある意味このホームが実際の運用に突入しつつあると言う意味だろう。そしてこのホームの特徴がそのまま出てきた形ではないかと今更ながら感じた。

このホームに入るにも、そして毎月の支払いにも相当なお金がかかる。そしてそれは支払うMAXではない。つまり日々の要求によっては、毎日でも更にお金がかかる事を意味する。そしてこのホームはそれを実現してくれる。

つまり、標準の料理は悪くはないが、おいしい物を食べるにはやはり標準ではダメな訳で、そこにはお金が係ると言う事になるが、この辺が相当難しい。そうこのホームはそれなりに支払うお金が高いからだ。しかしそのお金で何ができるかと考えればわかりそうなものだが、中途半端に高級な為、中途半端な金持ちの方は勘違いしてしまうのかも知れない。

しかしもともと金持ちではない私から見ると、このホームの食事はかなり贅沢な方に思えるのだが・・・。スープが冷えているとか、スプーンが汚れていたと言うのは問題だと思うが、あの贅沢なお義母さんから食事がまずいと聞いていないし・・・。しかしこれだけの発言があったと言うのはやはり、まずいのだろうか?ステーキが固いと言うのは何とも言えないが、おいしい料理はやはりコストに反映するし・・・。

お義母さんも相当な方と思っていたが、そうではなかった様に思う。もっとわがままなお年寄りの方の方が多いのかも知れない。と言いたいが実際そうなのかがわからない。私には既に何回かここで食べた食事には文句のつけようはない。

最もお義母さんの部屋に行った時に見せてもらたパンフレットが、リッツカールトンの12,000円ディナーだった。つれてもらって行ったらしい。ウーン。もう何も言うまい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿