EPSONの激安超小型デスクトップPCの登場や最新パソコン情報(地デジチューナー付き液晶一体型PC)で、激安超小型PCやTV機能付きの液晶一体型PCの紹介をしたが、先週の休みの立ち寄った上新電機でBCNランキング2009年7月号を貰ってきたら、その記事の中に面白い機種が紹介されていた。最新パソコン情報(地デジチューナー付き液晶一体型PC)でも最後の方で掲載したが、ASUSのNetTopのEee Topと共に紹介されていたのがBENQのNetTop(と言ってよいか不明だが、値段的とスペック的にはその範疇に入ると思う)だった。PCでTVを見なければこのPCで十分ではないかと思って色々調べて見た。もともとBENQと言う会社は、日本では液晶TVしか販売していなかったが、海外ではPCも販売していたので、別に驚くには値しない。更に同じ範疇のPCが、ないかと調べたら、あった。上記で述べたASUSと同様に昨年ネットブックブームを起こしたMSIだ。これも安い。もっともBENQの方が安すぎるが・・・。
米国では、これ以外にも他のメーカーやウオールマートが独自のPCを499ドルで販売するなどしているが、とりあえず以下は日本で手に入る製品である。またBENQは同じシリーズでnScreen i221(21.5インチワイド液晶タイプ:~59,800円)も用意されており、価格コムの評価・レビューを見てもネットサーフィン主体なら、2台目といわず、これ一台で十分かも知れない。
3機種をこう比較してみると、それぞれ特徴と言うか目標を定めている気がしており、なかなか面白い。特にASUSのEeeTopは今回の3機種の中では最も画面サイズが小さいが、タッチパネルとワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウスが標準と言うのはかなりのインセンティブがあるのではないかと思う。
一方、BENQのnScreen i19だが、ダントツに安い。デザインも良い。欠点となりそうなのはCPUぐらいか?でもまあ通常の使い方では問題ないだろう。
さて、最後のMSIだが、今年の頭のCESで別のタッチパネルタイプも同時に発表していたが、日本での発売は、このシリーズが先になったようであるが、他社と異なり、DVD-R/RW/RAMを搭載している点が有利だろう。以上のような特徴がそのまま価格に反映されている気がするが・・・。
また、昔最初の液晶一体型のPCを出したのはSONYとアップルだったと思うが、液晶一体型で、ここまで値段が下がると、本当に一人一台の時代が来たのかも知れない。ネットブックの市場でインテルがAtomプロセッサーを投入した事で、この様な市場の出現は当初から予想され、この市場はおそらく、既存のPCメーカーの低価格のPCの市場を喰う形と成るだろう。
メーカー |
型式 実売価格 |
写真 |
仕様 | |
1 | ASUS | Eee Top 1602 45,000円~64,800円 |
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2 | BENQ | nScreen i91 38,800円~49,800円 |
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3 | MSI | Wind NetOn AP1900 49,800円~59,800円 |
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