社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

出向先の会社の方を含めて、今だ私の本来の仕事を理解していない

2009-08-07 07:46:47 | ITについて

新業務基幹システムの落とし穴その4でも述べたが、新システムの移行期で大変な目に遭っているが、この忙しいときにまた私の本来の仕事ではない、ヘルプが掛かった。しかも同じ出向の先輩から、電話が回って話を聞くと、VPNがうまく接続できないとの事(何の事だ・・・)。

何で、新システムで手配処理をインプットしている最中にそんな電話を私に回すのか、頭にきてきれそうになるが、まわした先輩もヘルプをして来た若手も必死である。私も必死であり、新システムはサーバーに接続しっぱなしで、ほっておくと先日、その受注データが壊れた経験がある為、ひやひやしながら対応する。しかし、やはり間違っている。今更私にヘルプを求めるなと言いたいが、新業務基幹システムの落とし穴その4でも勝手に、ノウハウを持っている私と相談して、進めて欲しいと本来の仕事ではない、内職が回ってくる。

さて、新システムで焦って、入力しながら、今回のヘルプに対応しているが、焦りと頭にきている事と、相手が中国から電話して来ており、状況がなかなかつかめない。結局整理すると

  1. インターネットに接続出来ており、外部のネットは見れる。
  2. VPNのソフトを起動して、アカウントとパスワードを入力したが、特にエラーのメッセージはない。
  3. IEのディフォルトのホームページは当社のイントラだが、見れない。メールソフトでメールが見れない。
  4. 会社のファイルサーバーにアクセスして貰ったら、OKとの事だが、どうもおかしい。フォルダーは見えるがアクセルしようとすると、エラーとなる。

結論は、その中国に持参したPCでVPNを使用して接続の確認が取れていない事であったが、上記から明らかに、インターネットには接続出来ているが、VPNで当社のネットワークに入れていない結論を出す。従って、中国側のLANの環境も分からない為、諦めて貰うことにした。というか新業務基幹システムの落とし穴その4で忙しくてかまっていられないのが本音ではあったが・・・。

電話を切ろうと思ったが、ふとフレッツ光プレミアでやっとVPN接続解決のUDPでの接続が頭をかすめた。ダメモトで、スタートメニューからプログラムの所を開いてもらって、それらしいプログラムメニューを探し、VPNのUDPでの接続を試してもらった。

最初は、全く同じです。つまりダメとの事の返事があったが、チョット待ってくださいといいながら、メールソフトで最初にログイン後、ローミング処理で同期を行なう為のプログラムの進行表示が、今回は少しずつ動いているとの事。更にステップ1が終了し、次の同期処理に移っているとの事。

その処理をほっておいて貰って、IEを開いてもらうことにしたら、どうも理由は分からないが、イントラのホームページの上部が表示されたようである。

結果、このUDPでの接続で処理して貰うように依頼した。スピードが何故遅いのかの原因は分からないが、上記の状況を見る限り、少なくとも当社のネットワークにVPNで接続できているのは事実の為、遅いけどノンビリ使って下さいでとりあえず、一件落着した。マアー不満足であるが、ヘルプの方は大満足で感謝していたが・・・。

さて本当に、出向先の会社には、ITに詳しい社員は居ないのか?と本当に腹立たしく思いながら、東京に転勤になった方がいればと思いながら、それでも解決にはならないかと考えていた。つまり余程経験がないと、元IT担当者や私と同じレベルでの対応は出来ない。

一方で最近新システムで、他の部の若手や中堅の方と色々話するようになり、少しづつコミュニケーションが図れてきて、社員の名前を覚えてきている事が嬉しくなっている。ふと雑談でその若手の人達と話をしていたら、確か先月中途で入社した若手がおり、聞いて見ると何と元はシステム開発の会社にいたとの事。

唖然として、つい元IT担当者に話する様にざっくばらんに話をしてみたら、話が通じた。とりあえず私と話が通じた時点で、次のステップ、どれぐらいの力があるかを試してみたくなった。元IT担当者の変わりにもなる可能性と勿論本業の技術(当社の技術)で活躍して貰う為に採用したとは思うが、鍛え方によっては、新たな可能性が芽生えたと、昨日はとても驚きでもあり、嬉しくなった。

その彼(出向先の会社の新入社員扱い?)が元の会社で何をしていたかを聞いてみた限りでは

  1. UNIX系でシステム開発と言ってもプログラムを組んでいたとの事 -> 「Linuxか?」と聞くとと「そうです」との事。
  2. 「Linux系だと開発言語は、スクリプト系かそれともC++か?」 -> 「C++です」との事。
  3. 「PHPなどのスクリプト系はやったことはないか?」 -> 「やってない」との事

と、とりあえず、上記の話ができただけで、私の望む最初の難関はおそらくクリアしているだろう。一緒にいた若手は何の話をしているか全く判らなかったとの事。

何時までも私が、何でもやるのはやめて次の世代に任せたい中で、意外な人材を発見した。さて次にどういう手を打とうか?これはまた楽しみな気がして来た。


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2 コメント

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Unknown (ゆか)
2009-08-31 12:42:13
はじめまして!検索サイトからお邪魔しました。
色んな仕事がある中、自分の仕事を表面だけ見て100%理解してくれる人って
なかなかいないんですよね・・・
とても難しいお話ですね。でも参考になりました。
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ゆかさんへ (shiisan)
2009-09-15 22:41:00
コメント有難うございます。大手の会社だけではなく、上の人は表面的な所や自分の好き嫌いで部下を判断するのが常と考えてもらった方がよいと思います。
また自分が得意と思っている能力と他人が期待する能力も違うものです。
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