社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

当社欧州販売店子会社からの来訪者

2008-11-08 20:15:18 | ITについて


一昨日、久しぶりに欧州駐在の方が、帰国されてたが、昨日その方に付いてか、どうかはよく分からないが、欧州の販売会社(当社の子会社)の方が、来られた
問題はその方の持っているノートPCをネットワークに接続して欲しいと欧州駐在の上司から依頼され、で面倒を見る事になったが、これでほぼ午前中の時間がつぶれる事になった

実は以前も同じ様な事が発生した気がするが、通常のPCであれば、速攻で終わるのだが、問題と言うか、その方のPCは、管理者権限(つまりAdministorator)がないユーザーでの使用(ログイン)しか認められていなかった。従って、「ネット接続」でのIPアドレスや、ゲートウェイ等変更する事が出来ない

欧州販売会社は24時間体制で、サポートしており、この件で電話連絡(向こうは夜中の2:00頃と思われるが・・・)を欧州のIT担当(?)と取るも予想したとおり、管理者のパスワードを教える筈はなかった

昨晩はホテルでネットに接続して、VPNでメールを見る事が出来たらしいが、考えられるのは、モデム接続である
従って、結果彼が次にやり始めたのも、モデムで電話に接続しようとした。結果はうまく行かず、失敗していた。すぐ、昔のアナログ電話でないと、接続出来ない旨を伝える。
しかし、このブロック(と言うか本社の全部門)では、最近ではビジネスフォーンに切り替わっており、アナログ回線はない為、そのママでは、PCのモデムは使用できないが、一応調べる事にした。
しかし予想通り、関連部門や、工事会社で、伝手を頼って、聞きまわるが、やっと結論が出る。結果はギブアップを伝える事になった。

唯一接続できる回線があるが、それはFAX回線である事を伝えて、あきらめたて貰った


欧米の文化の違いが如実に現れるのは、この様なやり方である。性善説の日本と、性悪説の欧米(多用な人種の坩堝であり、考え方が異なる)との仕事のやり方が大きく異なるのがそのシステムに現れる事になる。どちらが良いかは、判断しかねる事になるが・・・。

社内のシステムを運用する手段として、当然この様なやり方はある意味では正しいと考える。PCの使用者が勝手にシステムの設定を変更できなくする事や、危険性のあるソフトのインストールさえも封じる事ができるからである


一方当社では、厳しいが逆に融通が利く形となっている。多少危険な所もあるが、通常は、決められたセキュリティポリシーに乗っ取り、運営されている。従って、危険な事をする人間が殆どいない事を前提に考えられていると思う。従って、当社の社員が欧州の会社に駐在すると、問題がおそらく発生していると思うが、自由にされているのではないかと考える。つまりPCは日本で調達した物を持って行くので、自由に出来ると言う事であるし、それで無ければ仕事にならない事らしい。

約20年近く前に米国に出張した時に、車で日本と米国人の考えの違いを思い知らされ、感心した物である当時は自動車に乗るときには、全席は必ずシートベルト着用が米国で義務付けられており、車に乗って直ぐその実現手法に感心した。
当時も今でもそうであるが、日本は全席に乗る人(今年の夏から後部座席の人も)が、設備はあるが、シートベルトを掛けるかどうかは、乗る人にまかされていた。
従って、その強制力を発揮する為に、警察の検問等で、チェックして啓蒙をして来たと思うが、当時の米国は、そうではなかった。

車自身が、それに対応していたのである。つまり、運転席も、助手席も車に乗ると自動的と言うか強制的にシートベルトがかかる仕組みになっていた。つまり、国や州が、全席シートベルト着用を守らせる為に、性善説の日本と異なり、守らない事を前提にして、守らせるように車メーカーにその対応を求めたのであると考える


従って、当社の欧州販売会社の方針は、欧州人への対応としては、良いのだろう・・・。




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