社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

前IT担当者の切実な願い(先輩社員の技術情報:ノウハウの蓄積をどうするか?)

2009-06-05 07:23:48 | ITについて

新会社でIT担当をしてくれていた方が、東京に転勤となり、後任に若い担当者を任命した。昨日久しぶりに、大阪に来られ、その方と一緒に複合機メーカーの方と打ち合わせを行なった。

この前任のIT担当の方は、新会社で、ノウハウを持った先輩の高齢化が進む中で、如何にして、若い人達に先輩のノウハウを伝承していくかに、すごい危機感を持たれていた。したがって、先輩のノウハウをデータベース化する事を考えており、技術の設計標準化と共に今年の一大テーマにも上げられていた。しかし東京に転勤になり、それを実現する事が出来ない中で、私のところの部下の技術の担当にも話をし、私に頼みますと託される事になった。

一方で、7月から新しい基幹業務システムが導入される事から、社内で混乱が起きる事がよそうされる為、少し時期をずらして、上記の検討は進めたいと考えている。

上記の話は、当社でも同じような状況であり、勿論新会社に出向している方々にも同じような事が言える。単純なファイル管理(文書管理)システムを導入する事だけでは解決しない。

一方、コツコツとしたデータベース化が必要であり、いくつか候補はあると前々から考えてはいた。

1)ビジネスブログや掲示板機能(フォーラム機能)の利用
  テーマ(例:品質問題、改善対応等)を設定し、具体例に従って、皆がそのテーマに色々な意見を言いながら、資料も添付して行く事を積み重ねれば、これも貴重なデータベース。解決した時に、その答えをまとめる必要があるかは別であると思うが。時間がなければ、途中の経過もそのまま利用すればよいと考えている。

2)サーボーズデヂエの様なWebDB
 これも、上記1)と同じように結果をDB化していく方法になるが、既にあるデータとしてあるノウハウをDB化するのには強力な武器にもなるし、1)と同じやり方を取ってもよいと思う。ナレッジベースの最もお手軽なツールだと思う。

FAQの様なシステムは、このサイボーズデヂエを使うと割と簡単にできてしまう。したがって、やはりノウハウのDB化にやはり行き着くのだろう。

3)コールセンターのシステム等
 当社もそうであるが、色々なメーカーはコールセンターを運用しているが、お客様からの対応に素人でも対応できる様に、コンピューターの画面の指示に従って、お客様に質問して、その答えをインプットするとおのずと、回答が絞れ込まれていく。これば最も理想系であるが、流石にこの様なシステムは既にそのノウハウがDB化できているからできる為、むしろ完成系と考えている。その為のノウハウを如何にデジタル化するか?これが最大の課題なのだから・・・。

と言うように、上記はあくまで箱であり、そのノウハウを如何に先輩社員にアウトプットして貰うかであるが、その意識付けと、このようなシステムを導入しても、高齢な方に取っては、扱いづらい為、若い方が聞きながら、DB化して行かざるをえないのではないかと思っている。メールを打つ事さえも大変な先輩がいらっしゃる事も事実であり、50代後半~60代の方に関してはPCはやはり苦痛だと思う。したがって、上記の様に若い人が日々の会話等でのノウハウを先輩の変わりに打ち込んで行く事を、積み重ねて行く事が結局DB化への道となるのだろうと思っている。

業界が大変狭い為、なかなか大変でもあるが、このノウハウが貯まった時に強力な武器となると考えている。

PC等の大半のトラブルや対応等、ことPCに関してはインターネットで検索すると殆ど解決するのと同じで、同じようなノウハウを社内のみんなの知恵でデータベースにできればとかんがえているが・・・。

その為のシステム(箱)は、上記の様に何でも良いとは思うが・・・。


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