西澤保彦『スナッチ』補足

西澤保彦『スナッチ』の補足です。あとがきにも記載されていますが、この作品はジャック・フィニイの『盗まれた街』原作『ボディ・スナッチャーズ』にあやかっていますとの事。

さてこの『盗まれた街』とはどういう作品かと言うと

アメリカ西海岸沿いの小都市サンタ・マイラで、奇妙な現象が蔓延しつつあった。夫が妻を妻でないといい、子が親を、友人が友人を偽物だと思いはじめる。はじめ心理学者は、時おり発生するマス・ヒステリー現象と考えていた。だがある日、開業医のマイルズは友人の家で奇怪な物体を見せられた。それは人間そっくりに変貌しつつある謎の生命体―宇宙からの侵略者の姿だったのだ!奇才フィニィが放つ侵略テーマSFの名作。アメリカ西海岸沿いの小都市サンタ・マイラで、奇妙な現象が蔓延しつつあった。夫が妻を妻でないといい、子が親を、友人が友人を偽物だと思いはじめる。はじめ心理学者は、時おり発生するマス・ヒステリー現象と考えていた。だがある日、開業医のマイルズは友人の家で奇怪な物体を見せられた。それは人間そっくりに変貌しつつある謎の生命体―宇宙からの侵略者の姿だったのだ!奇才フィニィが放つ侵略テーマSFの名作。

とネットで紹介されており、成る程と思いながら、今更ながらハヤカワ文庫のＳＦ文庫の歴史を語ってしまいたくなる。私の若い頃と言うか学生時代は、ハヤカワ文庫はかなりの作品を読んだが、この作品の記憶はない。殆どの作品を一時間以内に、読破していた私でも、この作品の記憶がない。つまりハヤカワ文庫を読破していなかった事になる。残念と言うか、楽しみが増えたというべきか、この辺は悩みどころであるが・・・。

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