NHKの大河ドラマがオリンピック放送で中止になった。しかもメダル獲得が限りなくない男子マラソン中継で！

今年のお盆休みは９連休だ。先週の土日から今週の土日まで連続の休みだ。通常当社では、この盆休みでは、３日程有休を使って、連続有休としているが、今年は何と１日だけだった。ありがたい。つまり最初から、節電を加味して夏休みを多くしていた事になる。もちろん結果論だが・・・。

さてこの盆休みに突入しても、何となく何をするでもなく過ごしていた。もちろん田舎に帰るには、遠いしお金もかかるし、帰ってもかえって気を使われるから遠慮している所もあるが・・・。

夏休みに突入した事で、楽しみだったのは、やはりロンドンオリンピック。しかし、あまり見たくない競技もある。今回のオリンピックは、何十年ぶりかのメダル獲得や初メダル獲得など大変感動する競技が多く、そういう意味では毎日感動させられた。仕事でかなり気が滅入っていたが、やはり選手の頑張りには感動した。三宅選手の女子初のウエートリフティングでの銀メダル。アーチェリー男子個人の銀メダル。初めてアーチェリー競技がどうやって行われるのかを知った。フェーシング男子団体戦での攻防。残り１秒での太田選手の攻防。これも初めて知ったフェーシングのルールを。女子柔道松本選手の金メダルの瞬間。そして女子レスリング小原選手の金メダル獲得の涙。感激しました。もちろん有言実行の内村選手。そして男子女子水泳４００メートルリレーでのメダル獲得。北島選手の金は今回はなかったが、それでも４００リレーで銀は立派。日本の競泳のレベルが世界レベルと言う事を見せる事ができた。女子バトミントン。そして女子卓球。愛ちゃん達に涙に感激。更に女子バレーボール。最後にナデシコジャパン。更に最後に男子レスリング米満選手の金メダル。男子ボクシングミドル級の村田選手の金。おそらく最もメダルが困難な階級。ミドル級での金メダル。

つまり今回のオリンピックは最後まで、何かを期待させられる大会だった。もちろんこれだけの競技と選手を知らなかったからだろう。知らない競技と選手だから、大半期待しなかったからかも知れない。そして期待しない中でドンドンメダルが獲得できたのはやはり感動ものだ。

しかし良く知られている競技で、結果を残すのはやはり難しい。それだけ著名なアスリートの方は大変だったと思う。その筆頭競技は柔道だったのだろうが。そしてやはりそれでも結果を残されたレスリングの吉田選手、伊調選手、そして内村選手やナデシコジャパンは凄い。もちろん愛ちゃん達も・・・。

さてそう言う中で一番オリンピックでメジャーな種目それがマラソンだ。女子マラソンも苦戦するだろうと予想したが、結果は予想以上に世界との差を痛感する結果となった。そして男子マラソン。競技が始まる前から、女子マラソンより苦戦するかも知れないと予想した。

当家では、ちまたでは不人気なNHK大河ドラマの『平清盛』を、それでもBS放送で１８時から見ていた。もちろん定時のNHK総合の１９時からは見ていないが。そして１２日のBS放送をつけたが、何と放送されていない。事もあろうか、オリンピックの男子マラソン放送の為に中止との事。

ウーン天下のNHKも、とち狂ったかと思った。そう事もあろうにメダルの可能性が一番なさそうな競技の放映にかけるとは・・・。ネットでも掲載されていた（松山ケンイチより藤原新？ オリンピック男子マラソンで『平清盛』が放送中止 - ガジェット通信）。

既に結果は出ているので、私が今更言う事はない。が、NHKはひょっとしたら、余りの『平清盛』の不人気から逃げたかったのだろう。私的意見だが、『平清盛』の主役はずっと松山ケンイチのはずなのだが、そうは見えないのが問題なのだろう。あまりにも個性的なキャラつまり素晴らしい主役的俳優さんが多すぎる。本来なら素晴らしい脇役の俳優さんが多く必要なのだが・・・。そう主役を脇役が奪っている。