社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

相田みつをと金子みすゞの世界(「プレジデント」より)

2012-01-29 20:34:57 | 趣味(読書)

自社の平均給料と生涯賃金(「プレジデント」より)を知る事ができたが、何となくシックリ来ない。自己満足の世界の様な気がする。自分の生きてきた価値が、何となく生涯賃金になっているようで、いやだ。別に自分の価値は給料だけではなかったはずなのに。などと考えていると「プレジデント2011.11.14号」の『大ブーム!二人の思想は、なぜ日本人の胸に迫るのか「相田みつをと金子みすゞ」の世界』を読んだ。

東日本大震災直後から相田みつをと金子みすゞの二人の言葉に、多くの人が共感し、癒され、救われてきた。その人生は決して恵まれたものではなかったが、その作品には、現代人が忘れてしまった懐かしい世界が詩情豊かに描かれている。

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東日本大震災後、ACジャパンの広告で使われた金子みすゞの詩「こだまでしょうか」

「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。

「馬鹿」っていうと
「馬鹿」っていう。

「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。

そして、あとで
さみしくなって、

「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。

こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。

大震災後のCMから流れるこの詩に感動された方は多いのではないだろうか?しかし私はこの金子みすゞと言う詩人を知らなかった。気にはなっていたが、調べないままにいたが、この「プレジデント2011.11.14号」で初めて知った。何とも言えない詩の数々。自分の人生等一旦仮置きして、金子みすゞの詩集を読む事にする。

そして合わせて、相田みつをの詩集を。『にんげんだもの』を。心を洗ってもう一度、自分を見直そう。その先にまた明るい明日があるかも知れない。


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