自社の平均給料と生涯賃金(「プレジデント」より)を知る事ができたが、何となくシックリ来ない。自己満足の世界の様な気がする。自分の生きてきた価値が、何となく生涯賃金になっているようで、いやだ。別に自分の価値は給料だけではなかったはずなのに。などと考えていると「プレジデント2011.11.14号」の『大ブーム!二人の思想は、なぜ日本人の胸に迫るのか「相田みつをと金子みすゞ」の世界』を読んだ。
東日本大震災直後から相田みつをと金子みすゞの二人の言葉に、多くの人が共感し、癒され、救われてきた。その人生は決して恵まれたものではなかったが、その作品には、現代人が忘れてしまった懐かしい世界が詩情豊かに描かれている。 |
東日本大震災後、ACジャパンの広告で使われた金子みすゞの詩「こだまでしょうか」
「遊ぼう」っていうと 「馬鹿」っていうと 「もう遊ばない」っていうと そして、あとで 「ごめんね」っていうと こだまでしょうか、 |
大震災後のCMから流れるこの詩に感動された方は多いのではないだろうか?しかし私はこの金子みすゞと言う詩人を知らなかった。気にはなっていたが、調べないままにいたが、この「プレジデント2011.11.14号」で初めて知った。何とも言えない詩の数々。自分の人生等一旦仮置きして、金子みすゞの詩集を読む事にする。
そして合わせて、相田みつをの詩集を。『にんげんだもの』を。心を洗ってもう一度、自分を見直そう。その先にまた明るい明日があるかも知れない。
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