この休みに入っていた朝日新聞のチラシ。毎回入る不動産紹介のチラシだ。ふと見つけた物件に目が行った。当市駅前のロータリー内ビル1Fの物件だ。そう言えば奥様が、以前はお好み焼き屋さん、その後が喫茶店だったが、どうもこの喫茶店がつぶれたらしい。場所が場所だけに高いのだろう。しかしそれでちゃんとやっていけるだけの商売も難しい。
駅前ロータリー内のお店をふと思い出してみる。地元の有力工務店の本社。ソフトバンク。ケーキ屋さん。写真屋さん。駅の高架下はと言うと、コンビニ。旅行社。ほっかほっか亭。メガネチェーン。居酒屋。中古本屋店。左側はと言うと、これも昔ながらのPanasonicのお店。本屋さん。薬屋さん。とこれは、駅の山側の方だ。反対側は劇的に変化しているのと私の記憶があまり定かでない為、省略する。
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チラシの真ん中の物件が、今回の記事だ。家賃は税込99,750円。37.63m2(11.38坪)駅前ロータリーで喫茶店に最適とある。これは安いのだろうか? |
さてチラシの物件だが、月額賃料税込99,750円、保証金100万円、37.63m2(11.38坪)、駅前東ロータリー内。居抜き店舗(喫茶店に最適)。どうも前の喫茶店の設備もそのままで使うらしい。製氷機やテーブル・カウンター・シンク・コンロ等そのままで、つぶれたのだろう。
駅前ではあるが、喫茶店のニーズはあるとは思う。しかしこの家賃を払ってまで儲かるだろうか?続ける事ができなかったから、止めたのだろう。そう喫茶店では無理と思うが・・・。
駅前で、最初から続いているお店がある。小さな本屋さん。床屋さん。普通は続かないと思うが、理由がある。もともと駅前の再開発をする前から駅前でその商売をされていた。そのお店は自分の土地の上で。再開発されて、ビルが建った。と言うより、自分の土地の上にビルを立てた。そのテナント。つまり家賃は必要ない。昔ながらの商売を・・・。それは商売と言う物ではないかも知れない。
私の知人に、当社(親会社)を辞めて、心斎橋にパン屋さんを開いた先輩がいた。その場所は心斎橋の一等地。しかもその1F。家賃はそのビルのオーナーの一人。つまりただ。しかし長くは続かなかった。5年ぐらいだったような気がする。いやもう少し短かったような気もする。朝5に起床して、準備。夜は毎日12時まで、計算と明日の準備。始めた時の設備で約1,500万円の借金をして、パン焼き設備を導入。自営業は甘くはない。サラリーマンの夢の自営業の一つに喫茶店があるが、どうやってもうかる?その儲かる仕組みはそう簡単ではない。これはコンビニでも同じだ。
儲からなくても、家賃は払わなければならない。そのビルがオーナーで、家賃を払わなくても自営業は大変だ。サラリーマンとは違う。休めない。本当に喫茶店が儲かるのだろうか???それはわからないが、やってみたい自営業なのかも知れない。
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