社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

投資の常識は通用しない

2013-03-09 14:45:14 | セカンドライフ

株や投資信託の配当金で生活する」サイトを見て、確実に稼ぐ方法を、実施されているのは、凄い。少なくとも巷の株の評論家やファイナンシャルプランナー等の意見では、なく実践している方の方針と結果なので、大変参考になる。しかし、私も、もう7年ほど投資の経験があり、ある意味独自の考え方が確立されつつある。

投資を始める時に、良く指摘されているアドバイスに

  • 分散投資
  • ドルコスト平均法

などがなるが、これも万全ではないという事を知った。

もともと私が、投資信託と言う商品を知ったのは、実は会社で401K(確定拠出年金)へと退職金制度が変更されたからだ。この時に上記分散投資の考え方で、40%を定期預金にして残り30%づつをTOPIX連動や日本優良企業トップ100等に投資するファンドを選択した。

そして、その後銀行で50万円づつ3本の投資信託を購入した。一本は毎月定額の積立式の海外株式投資。一本は日本の関西優良企業への投資。もう一本も海外の新興国市場への債権。

2007年までは、この401Kと個人の投資信託も全てではないが、割りと順調に基準価格が上がっていたし、積立や累投等の投資信託も増えていた。

実は、株も持ち株会を通して、自社株に毎月定額で投資していた。その他にもいくつか所有していた。こちらも特に問題はなさそうだった。

しかし、2008年のリーマン・ショック以降、これが一変した。当社の株価は1/3になった。毎月定額で積み立てていた、投信もその基準価格が1/3になった。その他の投信も大半が半分以下に暴落した。日本も海外も株に関しては。債権の投資信託は、それ程落ち込みはしなかったが、それでも落ちた。

もちろん、定期預金は元金が保証されているので、落ちるわけはなかったが・・・

分散投資もドルコスト平均法も、リスクを回避する事はできなかった。全て全滅した。個人で掛けた投資信託は150万円が50万円位の価値しかなくなった。そして超円高へと向かった。

暴落した投資信託と、円高。

奥様は、その後も証券会社の営業マンから、色々な投資信託の商品や株の紹介を受けながら、且つ外貨預金による外貨投資をする様になっていた。その営業まんの当時のアドバイス。「豪ドル安がもう底なので、買った方が良い」と。三井住友銀行で豪ドルを50万円分購入した。1豪ドル65円の定期に入れた。金利3.5%だった。

直後、1豪ドルは60円まで更に円高に進んだ。またあの営業マンは嘘を言って・・・と思ったが、買ったのは自分だし・・・。

しかし、その後1豪ドルは60円からドンドン上がりはじめ80円まで円安となった。これは面白いと思った。そう外貨預金による面白さを初めて知った時だった。

そして、当時、auの電話を利用したじぶん銀行が設立された。これにより、奥様はじぶん銀行によるリアルタイムの外貨の売買を始めた。米ドルとユーロと豪ドルの3つしかできなかったが。完全なリアルタイム売買だった。

その一年後私もauのじぶん銀行を始めた。ここからリアルタイム外貨の売買へと突入していった。一方証券会社の営業マンは、今度は新興国公社債オープン通貨型と言う毎月決済型の商品を持ってきた。その後も米国ハイイールド債と言う商品も持ってきた。奥様も私もこれを購入した。

リーマン・ショック後だったが、新興国公社債オープン通貨型は順調に配当金を出してくれた。配当金の再投資する累投は、上記の失敗から辞めて、かならず、証券口座にMMFとして分配してもらうようにした。米国ハイイールド債はあまり配当は生まなかったが、基準価格もそれほど落ちる事はなかった。

余りにも暴落した最初の投資信託の3本の内損切りで一本を処分した。関西優良企業への投資信託商品を。これは後々後悔する事になるが・・・。

そして401Kも同様に、日本の優良企業トップへの投資信託を別の外国向けに切り替えた。

2011年3月11日。東関東大震災の発生。更なる円高と株安。世界中で。また投資信託商品の下落が始まった。

その後、優待株狙いの株式と別の投資信託を始めた。ネット銀行もじぶん銀行だけでなく、住信SBIネット銀行を新たに開設。証券会社も一つではなく、3つに広げた。

昨年末から状況が変わった。一斉に円安と株高へ動いている。毎月分配型の投資信託は、全て基準価格が上がり、特別分配金から普通分配金になった。持ち株で保有していた会社の株も最高高の6割近くへ戻してきた。もう損は無さそうだ。保持していた外貨も全て円安で利益を産んでいる。

と今現在は、好調な状況だ。急激に投資した物が、配当利益を稼ぎ出している。

と、上記で掲載した様に、実は私より全て、奥様の方が先に手を出している。そしてそれを教えてもらって、私が追従する形で投資を勉強して来た事になる。もっとも奥様は証券マンのアドバイスに従って、売ったり買ったりしているので、それほど損をする事はなかったようだ。逆を言えばそれ程儲かっていな事になるが・・・。私の方は例えば、新興国公社債オープン通貨型等は途中で売れとのアドバイスを無視した。奥様は従ってさっさと売った。

結果、私の場合は、この投資信託だけで凄い利益を得ている。

奥様逆に大量に豪ドルの定期預金にまとめてぶち込んでいた。度胸が良いと言うか、結果は大正解だった。外貨預金では、私も決して損はしてはいないが、奥様の方が豪快に儲けている。

しかし、当家では、分散投資はしない。ドルコスト平均法で毎月積み立てる商品や分配金を再投資する事はしない。


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2 コメント

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訂正です。 (狭山市民)
2013-03-27 20:48:11
ブログ良く見てみると、かなり良いですね!!

訂正します(^_^)/
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サイト見ました。 (狭山市民 )
2013-03-13 16:37:31
紹介されたサイトを見ました。すごいと思いつつも、リーマンショックの時期の記事がないので、少し物足りないかな?っと思いました。
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