以前若い人が携帯電話でメール等を打つ時の指先を見ていたが、その速さはとても尋常ではない早さだった。どうしてこの様に早く打てるのだろうか?と不思議に思っていた。
そして面白い記事をネットで見つけた。ある時に別の事が気になって、調べている内に携帯電話とタッチタイピングを検索したからだ。
その記事はタッチタイピング「できる」人の半数以上が専用ソフトで練習経験だ。ここに面白いアンケート結果が掲載されていた。
アンケート対象(PCを利用経験者)の内、タッチタイピング(キーボードを見ないで入力する事)ができる人は約9割(得意或いは頑張ればできる)で、その内タッチタイピング用ソフトを使用した方も約9割。PCのタッチタイピングが「得意」な人は、携帯電話のタッチタイピングもできる人は58.3%。
このアンケート結果が全てを現している訳ではないが、一つの回答となるのは間違いない。つまりPCでタッチタイピングをされている方の多くが専用ソフトで練習した。これによりパソコンのフルキーボードでどうすればタッチタイピングができるのかを容易に学んだ。それを携帯電話でも実践すれば、(片手での)タッチタイピングが可能となる。
最も速さだけを追求するのではあれば、携帯電話で片手でタッチタイピングをする事が最速かどうかは別問題だ。両手を使っての入力もあるし、別に見ても高速で入力できるはずだ。
PCのフルキーボードと携帯電話の違いは、
- 基本片手
- 携帯は12キー(操作キーを除く)、キーボードは最低26文字(アルファベッドのみ)で携帯が圧倒的に少ない
- 携帯は、キーは少ないが、一つのキーにアルファベッド3文字かひらがな5文字が割り当てられる為、3回或いは5回を押さなければならない。
と言う上記3を高速で覚える必要があるが、逆を言えば、これを体で覚えるとほぼPCのキーボードと同じく高速で入力が可能となる。
このような携帯でのタッチタイピング用のソフトがあるか知らないが、原理的にはパソコン用のタッチタイピングと同じ様に後は、慣れるだけの事で高速に入力できる様になるのは間違いない。
と簡単そうに思えるが、実際これを私が実行するかと言うとまだ分からない。
私も、PCのキーボード入力はタッチタイピング(ブラインドタッチ)だ。
最も私の場合は入力する速度を速めるのが目的ではなくて、老眼が問題だったからだ。つまりブラインドタッチその物が目的だった。40歳を超えた時から、原稿と画面とキーボードを見て入力する事ができなくなった。結果画面は画面用のメガネを購入して、キーボードは見ないで入力する方法を取った。結果高速入力が実現した。
長男は既に高校の時に私のスピードを凌駕していた。奥様もだが。もちろん両方ともブランドタッチだ。娘もパソコンを使うようになって、このブラインドタッチを専用ソフトで覚えさせた。あっという間に覚えた。
しかし私の部下の女性は、ブラインドタッチではない。しかし早い。その速さはキーの押す音を聞いているだけですさまじい。しかもなんとかな入力だ。でもブラインドタッチではない。異常な速さだ。これはこれでよいと思う。恐らくブラインドタッチを覚える必要も今の所はないだろう。私みたいに目が遠くなればべつだが、おそらく正式なブラインドタッチではないがほぼブラインドタッチだろう。殆ど目では瞬間的にとらえているのだろう。
むかし、日本語入力の学習機能をOFFにしていた方がいた。タイピストのプロの方だ。完全にタイプを職業としていた方だ。そう何回押すとどの候補が現れるかをおぼえていたそうだ。
今考えると凄い。
と言う事で、携帯電話でも、ブラインドタッチである必要はないが、特殊な才能があれば、究極な入力ができそうである。しかし、私みたいな物が高速に入力する事を考えるとブラインドタッチを覚えるのもその一つの方法だろう。
早く入力する必要があればだが・・・。PCと同じ状況となれば別だが・・・。しかしそれは同じ状況になりそうな気がする。そう今度は携帯のキーも見えないからだ・・・。
しかし今はやりのiPadやAndroid携帯等が普及すると、これはどうなるのだろう・・・。
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