恒川光太郎『金色機械』を読んだ。どうも色々調べてみると、氏の作品は短編が多い。短編が多い中で、『スタープレイヤー』、『ヘブンメイカー スタープレイヤーII』そして、『金色機械』と非常に少ない長篇を先に読んでしまったようだ。仕方がないので、短編の方に進む事にした。他に長編があれば誰か教えてほしい物だが……。
そしてこの『金色の獣、彼方に向かう』と言う短編集が今回の作品だ。しかも不思議な作品ばかりだ。
- 異神千夜
- 風天孔参り
- 森の神、夢に帰る
- 金色の獣、彼方に向かう
4つの短編が掲載されているが、いずれも不思議な物語だ。しかし私は恒川氏の長編が読みたい。
書 籍:金色の獣、彼方に向かう | |
稀代の物語作家が紡ぐ、 古より潜む ”在らざるもの”たちの 咆哮4編。 傑作ダークファンタジー その昔、彼らは選んだ。 自由を。深山を。闇を。幽谷を。 | 静謐な美しい文章。 瞠目の幻視力。 物語の奔流に 呑み込まれる、 この快感。 名誉はいらぬ。富も求めぬ。 代わりに何にも属さぬ。 我らは山河をさすらい、密やかな隠棲を求める。 |
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