最近、奥様の事務所のPCが、遅いと文句を言うようになった。以前は快適だったらしいが・・・。当たり前であるOSがWindows XP SP2で主メモリーが256MBしか搭載されていない事がその理由であり、OSの再インストールをすれば、初期状態には戻るが、結局SP2まで上げると、同じ様に遅くなる事が、簡単に予測できた。さて先日またDellのVestroシリーズ、驚異的に安いPCで掲載した事もあるDellのDMが奥様の事務所に送られて来た。そのDMを見ると、これまたとんでもなく安い。
1 | CPU | インテルCeleron 440 512KB L2キャッシュ、2GHz,800MHz FSB |
2 | 主メモリー | 2GBデュアルチャンネル800MHz DDR2-SDRAM |
3 | HDD | 320GB SATA HDD |
4 | 液晶 | 19インチ液晶(ワイド) |
5 | その他(I/F) | DVD-ROMドライブ |
6 | OS | Windows Vista Business SP1 正規版 &ダウングレード (Windows XP SP3 日本語版) |
7 | 価格 | 49,980円(税込み、配送量別:5,250円) |
上記の仕様を見て問題があると言うか、欲を言うならだが、光学ドライブがDVD-ROMドライブぐらいな物だろう。但し、複数のPCを使う中小企業の場合(大企業でも同じだが)、全部のPCの光学ドライブがスーパーマルチである必要はないし、かえってセキュリティ上も、好ましくない。更に欲を言えば、後はCPUぐらいであるが、エクセルやワード、IE等を主に扱っている限り問題がおきるとは思えない。
会社で3Dゲームをするのなら別であるが・・・。最も3Dゲームや3DのCADを高速に処理する観点からすると、CPUの問題ではなく、グラフィックの性能(つまり、標準的なマザーボードではチップセットでグラフュック機能を処理)の問題となり、グラフィックボードの追加となるだろう。
Q1:奥様曰く「どう安いの?」
A1:私曰く 「恐ろしく安いよ!」
Q2:奥様曰く「なら買い換える?」
Q3:私曰く 「今のPC何年だっけ?」
A3:奥様曰く「今年8月?で5年保障が切れるよ!」
つまり、コジマ電機で約11万円強で、購入して約4年半となる(この間に値段が半分以下になった事になる)。更に奥様が、その仕様に合う512MBのメモリーをネットで検索すると最安1,600円(+送付料+代引き代)となっている。
さて、どうした物か?ネットで購入するより、大阪駅前のパソコン工房に行った方が早いのではと思い、奥様に私の方で買ってくる事にした。
と言う事で、先週の木曜日に駅前のパソコン工房に帰りがけに寄り、店員さんに尋ねると、この仕様のメモリーは当店では古くて置いてないとの事。やはり、そうくるか?と思いながら、奥様が調べたネットの最安価格のショップ名にパソコン工房が入っていたが、それ以上文句を言う事もしなかった。
翌日内科診療所(主治医)4月の通院の後に、今度はソフマップに久しぶりに寄った。同じようにパーツショップのブロックで店員さんに尋ねると、バルク品で1,980円との事。バルク品なので、相性等の問題が発生しても返品できませんとの事。更によく相性が悪いのもバルク品であり、そうは言っても初期不良品は1ヶ月以内であれば、交換するとの事だった。
はて、ソフマップの店員もおかしな事を言うようになったと思いながら、相性が悪いのと初期不良とどうやって客は見分ければよいのかと質問すると、その時は持って来てください。お店でそのメモリーを調べますからと返事をした。素人を装って質問をしたのが悪かったのかも知れないが、その店員は、相性が悪い時の現象と、初期不良の場合の発生する現象を説明する事ができなかっただけである。更にそれなら保障できる製品はと言うと、バッファローやI/Oデータ等の製品を出してきた5千円以上するが、製品の保証はしてありますとの事。逆に再度、バルク品は製品のテストをしていないの?と質問をするとそうだとの事。
ウーンとこの店員さんも当てにはならないと判断した。理由は定員の言うサードパーティ製でも、相性の問題は発生する。更に、そもそも元のDRAMのメーカーは限られており、コピー製品などとは根本的なところが異なる。つまり、バルクとメーカー製との製品には、殆ど差がないとみてよい。確かに店員さんが言う所の検査をしているかどうかが重要ではあるが、それで動かないと言う確立の方がはるかに低い。パーツショップでは殆ど、バルク品をメインとして今まで販売して来ているわけだから・・・。
結果、そのバルク品メモリーを購入する事にした。どうせネットで販売しているのもバルク品だろうと思ったからでもあるが・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます