社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

以前先輩が購入した台湾Acer製ネットブックは結局処分する事にした

2011-01-13 07:41:09 | ITについて

PC等の電子グッズが趣味の先輩と言うか同僚が購入したネットブックのOSと当社の基本OSが異なった為に、その後大変苦労した。結果最初、かなり難しいと思われた、NECのネットブック(SSDとHDDを装備していたWindows Xp Home SP3のPC)にトライし、ほぼ半年の期間を要し、当社仕様端末に設定し、処理は完了した。今ではこのネットブックは当社の海外出張PCとしてみなさんに重宝して使ってもらっている。私も苦労したかいがあった。

と言う事でこれでこの話も終われれば良かったのだが、同僚が購入したもう一台の台湾Acer製のネットブックが残っていた。こちらはHDDタイプだった為に、簡単にOSの入れ替え(Windows Xp Home -> Windows Xp professinal)とセキュリティ対応の暗号化の処理ができると思っていた。結果からすると実は全く逆となった。OSの再インストールもてこずったが、問題は当社指定の暗号化ソフト(Pointsec)を動かす事はついにできなかった。このAcer Aspire oneに関しては、NECのネットブックより、画面のCPUやGPUの処理は上だったし、液晶も11.6インチと大きく、これが上手く行けば最大の効率を上げるはずだったが、残念ながらPointsecのインストール失敗で、完全にOSの起動もOSのリカバリーもできなくなってしまった。Pointsecの最新バージョンや試作バージョンも3種類試してついに私も力尽きた。1回目のインストール失敗で、ネット情報を調べ、これはやばいと思った。そうAcerのこのシリーズが危ない予感がしていた。

せっかく準備したネットブックだったが、OSがメーカーのサポート外である事、暗号化のソフトが正常動作しないと言う事でメーカーに修理して貰っても、社内で使う道がない事から、今回は処分する事にした。同僚も、自分が自腹を切っても処分してくれと望んだからだ。

元々このPC一台の値段で3台分を購入できる価格だった為、NECのネットブック一台で元は取れているので、良しとはなるが、むしろ私の膨大な工数の方が問題だった。別に私がこれの処理に多くの時間をかけても、経費が増える訳ではなかったのだが、結果は安い物を購入した事で、多くの無駄が発生したと言う事になる。もっとも私も同僚も良かれと思って実行した事なので、別に後悔する話ではない。中小企業ならこれで十分問題はなかっただろう。

逆を言えば、親会社のIT部門では、多くのリスク回避の為に膨大なお金をかけていると言う事になる。これもある意味仕方はないだろう。だれも責任をとれない為お金をかけると言う事も一つのリスク回避だからだ。

所詮Windows Xp Home EdtionもWindows Xp prfessionalでもOSの基本機能は全く同じなのに、そのサポートをするかどうかの為に誰も責任をとる事はしない。お金で解決するのが、簡単だからだ。オープンソースや自前でサポートする事への責任をとる部門でもないからだが・・・。

今回は投資対費用効果を個人で責任を負う形で進めたが、苦い経験(結果)となった。残念な結果ではあるが、しかしこれは自分で責任を負っても実行するという意味では、前向きであり、この意欲的な考えは持ち続けて欲しいと思う。

最も最後の落ちは、PCの機種の選定から購入まで、当社のIT担当者に最初からまかせておいた方がよかったのだろうと思う。ここ最近私はずっとそうしている。今更私の歳や立場で、自ら動く必要もないし、誰もそれを望んではいないし、ヘルプがあった時にアドバイスをするぐらいがちょうど良い。


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