先日、購入したNIKON COOLPIX P7100(その1)で色々試し撮りしているが、今の所一点を除き満足している。その不満足な一点と言うのは、シャッターを押してから次のシャッターが押せるまでの時間が、長い。つまり遅い。デジタル一眼レフの様に次々と連続で撮影できる事を期待したが、今時のコンパクトデジカメの性能だった事だ。
要はシャッターを押してから、画像処理して、フラッシュメモリーへ書き込み完了までに要する時間なのだが、これが遅い。時間がかかりすぎだ。しかし我慢ができないかと言うとそうではない。しかし動きのある物体や状況を撮影するとなると、そのシャッターチャンスを逃す可能性が大だと言う意味だが・・・。せめてバッファリングして、裏で処理する等して欲しかった。
逆にこのデジカメの特徴にあげられていた起動時間。そう瞬間起動。これは今までの一眼レフを含み、おそらく最速起動だ。しかも自動開閉型レンズキャップ方式、しかも沈胴型ズームレンズで。これが異常なぐらい早いので、上記の連射もつい来たいしたのだが・・・。
さてしかし、その画質に関しては、素晴らしい。私が持っているデジタル一眼レフやミラーレス一眼を超えているかも知れない。特にこのカメラでマクロ撮影した写真を拡大して見て更に衝撃を受けている。素晴らしい。最も一眼レフのマクロ撮影した写真を更に拡大して見る事が余りなかったので、私が知らなかっただけかも知れない。そうデジタル一眼レフでもミラーレスでも、この素晴らしさを味わう事ができたかも知れない。
がそれは今となってはその感動を知る事は恐らくないだろう。すでにこのNIKONのP7100で知ってしまったから。しかも今時のデジカメとしては何と1,000万画素しかないのに。そしてCCDだ。裏面照射型CMOSを使ったデジカメの場合、SONY α33やNEX C3Kもそうだが、どうも画像が甘い気がする。そうボケている印象がどうしても私には受ける。しかしこのP7100の画像は流石にきれいだ。
いずれにしても今回NIKON COOPIX P7100を購入した事で、この高級デジタルカメラの位置づけとデジタル一眼レフの位置づけが微妙に変化している気がする。
最も改めて、その画質に関して言えば、一眼レフで再度同じ事を検証してみる必要がある。特にNIKONと並び称されるCanonのデジカメを。今持っているCanonはL4を下取りに出したので、EOS Kiss Fしかないが、これとてCanonの一眼レフだ。入門機とは言え。私がその力を十分に発揮させていないとは思うが・・・。