社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

Webアプリケーション開発環境のすさまじい進歩を知る

2010-10-14 07:23:54 | ITについて

以前、当社で文書管理を行う為に、親会社で稼動しているシステムを導入した。この時の実行環境が、WAMP(Windows Sever、Apache、MySQL、PHP)だった。このシステムはHTMLのPHPライブラリーを使ってはいるが、自前で画面等のデザインを組む形で、チョッとした修正も完全にプログラムに依存していた。MySQLのDBのチョッとした編集もphpMyadminで修正する物で、その管理も含めて、何か違和感を覚えていた。しかしデスクトップアプリではなく、Webアプリとして稼動させた意味は大変大きかった。

この時に、Webアプリを簡単に作成できる物を調べたが、なかなか適当な物を見つける事ができなかった。時間がなかった事と、既に動いている環境の移植と追加プログラムと言う事で、結局上記のままで走った。

その後、親会社の依頼で、生産関係の仕事の効率を上げる為に、ACCESSでプログラムを組む事にしたが、これも私が、自前で作成する予定だった。しかし大幅に遅れ、結局また親会社のIT担当者に社内外注する事にした。

しかしこれで、ACCESSで開発する概念を概ね理解した事で、更に違和感を覚える事になった。それでも、お金と時間がない為、このまま進めるつもりだ。

なぜ、違和感があるのか?それは当社(親会社)の抱えている大きな問題であり、また多くの会社が抱えている問題でもあると思う。

多くの業務用のアプリがMS-OFFICE 2000つまりMS-EXCELやMS-ACCESSで作成されており、未だにMS-OFFICE 2000から逃れられないからだ。

これに対し早くからIT部門が、業務用のC/Sアプリ等をクライアント環境に依存しないWebアプリへと移行を推進したが、全部を対応するには到っていない。もちろん新規アプリはWebアプリへどんどん移行している。

さて、実際の開発環境を考えるに、上記で最初にあげたWAMPやJAVA等の環境だけで、Webアプリを開発するなら、とてもではないが、上記のWebアプリ開発と言う作業は困難であり、おそらく進まないだろう。余りにも効率が悪すぎる。しかし、C/S型のアプリでは、いずれ破綻をきたす事が目に見えている。

これはグローバル化の進展が目覚しく、世界中で事業を行う上でも大きな問題となるだろう。

等と思っている内にいつの間にか、実は今月から突然また仕事が増えた。もちろん私の毎日の仕事がそれ程増える訳ではないが・・・。

海外の取引先と直接取引する事になり、その為の新しいシステムを導入した。そしてこのシステムを構築したソフトを知り、上記の問題を解決するキーを始めて知った。

そうRIA(Rich Internet Applications)と言う言葉だ。うーんすごい。IT 業界の奥は深い。そしてこのニーズの余りも大きな事から多くのIT企業が参入している事も初めて知った。実は、このRIAのツールとして日本で最も実績のあるツールを使用して、当社のシステムが作成されていた。これもすばらしい。改めて当社のIT部門の実力を知る事になった。

しかし、このRIAの言葉から更に多くのツールが開発されている事を知り、私の頭は混乱する事になった。これはまた別の機会に掲載するが、余りにも早いコンピュータ業界の進歩と多様性に、今の私ではついていけない現実を知る事になった。この業界特有のわからない概念を創造しキーワードを作る業界に・・・。

Webオーサリングシステム、CMS、Ajax、Webアプリケーションフレームワーク、RIAと訳がわからない余りにも多くの技術の加速度的な変化に・・・。

年寄りは老いて静かにそっと去るべきなのかも知れない・・・。


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