社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

再び、社内販売キャンペーンを開始

2010-10-13 07:27:31 | 日記

以前社内販売キャンペーン(自社の商品を、その販売担当部門でもない全部署や全社員にノルマを与えて強制販売する事の意義と課題)について、疑問を呈したが、またあきもせず、新たなキャンペーン第2段を展開する事が、決まった。担当する方は必死ではあるが、一方この手の販売手法に慣れていると言うか悲しい事に、これを是とした環境に慣れている為と組織上から、当然の様な憎まれ役を買って出ざるを得なかった状況だ。そう問題は、仕掛けられて受けてしまったらどうしようもない。従ってまた弱者いじめが始まる。

そう前回でもそうだったが、ノルマ付きの仕掛けを組織的に徹底してやる為、売っていない方とその部門がまるで悪者みたいに、さらけ出される形となる。つまり、部門毎に目標を設定し、各部門長と社員のリストが配布され、逐次誰が何台売ったか、逆を言えば誰が、一台も売っていないのかがわかるノルマ表が配布される事になる。

流石に親会社でも毎年、この社内販売キャンペーンをやってはいたが、当社の管理事業部では、ここまではしていなかった。つまり販売した方の実績がPRされる方法であり、逆を言えば、販売していない方が目につく事はなかった。この方法はプラス主義だと思う。

逆を言えば、今の当社のやり方はマイナス主義つまり、減点主義となる。つまり、沢山販売した方はもちろん評価するが、むしろ販売していない方を糾弾するやり方だ。もちろん、自分のノルマを達成できなかったとしても、給料に響く訳ではないが、社内的に狭い気分をこのキャンペーン期間中受ける事になる。

おそらく多くの企業で同様な事が日常茶飯事で展開されている為、この様な手法の是非に関しては、私は問うつもりはない。私が個人的に嫌いなだけだ。如何にも社員の士気を煽るような事を言いながら、実際はそれは士気高揚とはならない。単なるいじめだ。それは平等でも公平でもないからだ。外部とのつながりがない部門の方と資材(購買)部門の方や営業部門の方とは決して同じではない。

更にこれは本業でもない。本来の自分の仕事で責任が果たせなければその責任は問われるが、本業でもなんでもないものにそれを強制する事は、これは別の平等さが必要だろう。ボーナスの一部をキャンペーン商品で払うと・・・。これを親戚や知り合いに販売してももちろんかまわないと・・・。もちろん販売する価格は個人の自由だと。ネット価格より安く売ろうが、高く売って稼ごうが自由だと。一律の価格で販売する事の方が自由を奪っていると。これは社内販売ではないのだからと。

しかし、

  • こんな事を考える暇があったら、
  • こんな事を仕掛けられて悩んでいたら、
  • そしてこのしょうもないキャンペーンで士気が落ちたら、
  • 更にこの為に少しでも本業がおろそかになったら・・・。

今は本業に精を出さないと、本当にやばい。

遊びは他でやって欲しい。最も仕掛けた会社も当社の担当者も遊びではないが・・・。遊びではない為に、問題が多い。

元々当社で、今回の商品も含めて新しい商品を扱う様になった発端を作った親会社の経営層の罪なき一言が余りにも罪作りだと思う。どこの会社でもそうだが、やはり天の声はそのまま天の声となる。サラリーマンでいる限りは、正しいかどうかは意味がなく、それを是としなければ生きてはいけない。


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