会社でもそうであるが、書類の整理はなかなか大変だ。これは事務所勤めと工場勤めではかなり事なるが、得てして事務所づとめの方の方がずさんだ(あくまでも私見)。昔の上司に、工場のトップの方がいらしたが、この方の書類整理は徹底していた。と言うか余りの徹底さとまめさにとても私では出来ないと思った。昔の工場の品質管理からくると思うが、
- 事務用品:通常机の上側に事務用品(鉛筆、消しゴム、定規、スタンプ等)を入れるトレーがあるが、この標準的なトレーでは、フリーアクセルすぎて、余分なものが紛れ込む。従って必要な個数しか入らないように、必要な型が掘られた(かたどりされた)トレーを使っていたとの事。これは、凄いと言うか、昔の徹底した文房具などの適正配備とその補充でも、決済を得て購入していたとの事。
もちろん、キングファイル等の購入追加も決済だ。
この辺は、事務所系は割りと、事由に追加購入している。その結果、文房具(シャープペンや特にボールペンなど、キングファイルやクリアファイル等)が氾濫し、最後はレイアウト変更や大掃除の日に大量にすてる事になる。明らかに環境にやさしくない。
- 保存する書類は、共通化して、適切なグループ分けを行い、保管期限を決め手、保管する。無駄に個人で重複して持つ事はさせない。これが情報管理でもある。
一般にこれが出来ていない。二重にも三重にも一つの書類が配布コピーされ、保存されている事になり、書庫の場所を取っているのが現実だ。
様は、書類の共有化を行い、個人やグループでも個々の書類を持たない事に尽きる。従ってファイリング以外の書類は廃却する事になる。
- 最後が個人の書類となるが、2を明確にしておけば、個人で保管する書類は果てしなく少ない。且つそれは今となっては殆ど電子データとなろう。つまりオリジナルと自分が手に入れられるはずなので、殆どの書類は必要ない。つまり自分に配布された書類も不要なものは徹底的に廃棄する事これが、究極の整理となる。が、これもなかなかできない。先の上司は何と最低限必要な書類を、縮小して、A4の両面にして保管されていた。
・A3の書類 -> 縮小コピーA4 -> 更に両面コピーにすると元のA3の書類2ページがA4一枚で済む。
・A4の書類 -> 両面コピーA4 半分ですむ。
かなり、昔の話なので、今みたいに複合機が進化していない中で、これをマメにされていた。何回かは出来ると思うが、この継続される事は流石に凄いと思った。しかも机に綺麗にいつでも取り出しできる様に、綺麗にタグがつけられて分類されて入っていた。
おそらく、工場の方がQC運動の展開等や限られた場所で作業する中で、この徹底化が進んだ物と思うが、しかし何時までたってもこのファイルの整理は課題だ。私の部署でも、レイアウト変更がある度にそう思う。最も私は最近は割り切っているので、整理とは、不要な書類を捨てる事と考えている。従ってどこかのタイミングで捨てればよい。それ以外の必要な書類などは、個人の書類の中には基本的にはないと考える。
と言うのが会社での話で、ある程度開き直れば、少なくとも自分の所だけは整理ができる。
しかし、これを家の場合で考えるとそうは行かない。これは各家庭や個人の性格等におそらく依存すると思う。私の場合は、元来器用貧乏で、且つ物への執着心が強い。要は、捨てるのをもったいないと思う為、捨てられずにドンドン物が増えてくると言う事だ。最も家電製品などのハード等はある程度さっぱりと判断して捨てている。問題は本、雑誌や専門書籍等だ。
当家では、これが思ったより、と言うか異常に多い。子供達のコミックと単行本そして奥様と私の単行本と専門誌等だ。子供達の物は仕方がないと諦めても私と奥様の分を何とかしたいと考えていた。アナログ的な物で場所を取る物として、同じ様にVHSのビデオテープ、カセットテープ、レコード等があるが、これも何れ、デジタル化したいと思いながら、できていない。これは、デジタル化の時にアナログ再生時間と同じ時間がかかるからだ。もちろんCDは速攻でMP3に落としてデジタル化した。VHSの膨大なビデオテープに、価値があるか?個人的に録画した物は、おそらく殆ど無いだろうと思う。おそらく数本だけだろう。
さて、先週iPadがどのぐらいで手に入るかを調べる為に、門真の家電量販店のミドリに行ったが、ここはiPohneもiPod Touchも扱っていたが、iPadの扱いはして無かった。この辺の販売する基準をアップル社がどう考えているのか分からない?
ふと、暇つぶしにPCの周辺を見ていると、店員さんが珍しく声をかけて来た。つまり私の目の先には、今まで殆ど気にも留めなかったドキュメントスキャナーが展示されていた。話を聞いてみると、PFUのS300と言う機種が古い機種なので、在庫販売で安くしているとの事。新しい機種はS1300らしいが、そのハードウェアのスペックは殆ど変わらないが、Windowsだけでなく、Macにも対応してきたらしい。
購入したPFUのコンパクトドキュメントスキャナーFI-S300(19,800円) 1機種古い要は型落ちだが、なんとADOBE ACROBAT8 STANDARDが付いてきた。これだけでも元は取れたかも知れない。もちろん使いこなしての事だが・・・。 今回購入したドキュメントスキャナーと普通の複合機やフラットベッドスキャナーと何が違うのかが、今回のテーマとなろう。 |
どうでもいい事だが、普通の複合機やフラットベッドスキャナーと比べて、どうかの質問に関しては、要は場所がある方はそちらを購入されているとのちんぷんかんぷんな答えだった。このドキュメントスキャナーで、はるかに高級な複合機が変えるが、何か特徴は無いのか?コンパクトだからやはり高価になっているとの答えだったが、その場では何も言わず、カタログを貰って帰った。
左:PFUのドキュメントスキャナー 元々は、4万円台のハイスピード機しかなかったが、小型のタイプが登場して来た。現在はPFUとキャノンの2社のみ。他はあるが、それは小型スキャナーに過ぎない。 右:キャノンのコンパクトドキュメントスキャナーDR-150 最後まで悩んだ機種。 | ||
左:キャノンのA4版の高速機だが、3万円台(DR-2010C)で販売されており、かなりお手軽と思う。これも検討対象に入ったが、最後はコンパクトさに決めた。コンパクト機でどのくらい使いこなせるかそれを優先した。最初から金をかける必要もないだろうと・・・。 右:キャノンの小型機のコンセプト 必要なときにスッと出してパッと使ってサッとしまう。 ウーンまさにこれだがここまででなくとも。 |
一週間、このドキュメントスキャナーを調べた。もちろんPFUのドキュメントスキャナーScanSnapの事は知っていたが、その他Canon、コクヨ、Epsonからも販売されていた。しかし会社で導入するのであれば、ともかく個人ではと思いながら、特にコンパクトドキュメントスキャナーを調べた。結果はPFUとCanonの3機種に絞られた。もちろん業務用をうたっているA4版の据え置き型の高速タイプも検討したが、そこまで個人用で使いこなせるか?疑問もあり且つ一回この手のドキュメントスキャナーを試してみたい気がしていた。試すにはチョッと値段が張るが、それでもこれで家の整理ができるのなら安いものだろ思いながら・・・。
PFU(Fujitsu) FI-S300 | PFU(Fujitsu) FI-S1300 | Canon DR-150 | ||
1 | 読み取り原稿 | 自動サイズ検地,A4,A5,A6,B5,B6,はがき、名刺リーガル,レター カスタム(最大216×360ミリ、最小50.8×50.8ミリ) | 自動サイズ検地,A4,A5,A6,B5,B6,はがき、名刺、リーガル,レター カスタム(最大216×360ミリ、最小50.8×50.8ミリ) | 自動サイズ検地,A4,A5,A6,B5,B6,リーガル,レター 幅50.8~0.15、長さ70~356ミリ |
2 | 読み取り面 | 片面/両面/白紙スキップ | 片面/両面/白紙スキップ | 片面/両面/白紙スキップ |
3 | 読み取り速度 | ・カラー200dpi ACアダプター使用:6枚/分 USBバスパワー:3枚/分 ・カラー300dpi ACアダプター使用:4枚/分 USBバスパワー:2枚/分 | ・カラー200dpi ACアダプター使用:6枚/分 USBバスパワー:3枚/分 ・カラー300dpi ACアダプター使用:4枚/分 USBバスパワー:2枚/分 | ・カラー200dpi ACアダプター使用:10枚/分 USBバスパワー:10枚/分 ・カラー300dpi ACアダプター使用:6枚/分 USBバスパワー:6枚/分 |
4 | 付属ソフト | ScanSnapManager ScanSnapOrganizer 名刺ファイリングOCRV3.1 ADOBE ACROBAT8 | ScanSnapManagerV5.1 ScanSnapOrganizerV4.1 名刺ファイリングOCRV3.1 ABBY FineReader for ScanSnap4.1(OCR) | やさしく名刺ファイリングエントリー3、PaperPort11standard、やさしく家計簿エントリー |
5 | 動作環境 | WIndowsXP、Vista | WIndowsXP、Vista、7とMac | WIndowsXP、Vista、7とMac |
6 | 販売価格 | 19,800円(ミドリ特価) | 26,800円(ミドリ特価) | 29,980円(ミドリ特価) |
上記の値段は、家電量販店のミドリ門真店の価格だが、ほぼ家電量販では似たり寄ったりと言ったところだった。最も上記のPFU FI-S300はすでに、どこもおいてなかったが・・・。
一週間かけて、買う事は決めたが、どの機種を決めるかは不明のまま、ミドリに行った。店員さんに再度、聞く事にした。期待した答えは返ってこないだろうと思いながら・・・。
私「PFUのFI-S300とFI-S300では何が違いますか?」
店員さん曰く「FI-S1300ではWindowsとMac両方サポートしています。」
私「Macはもってないので必要ない。他には?」
店員さん「FI-S300はWindows Vistaまでしかサポートされていないが、FI-S100はWindows7までサポートしております。今後出るPCは全てWindows7となりますので、このFI-S300では対応できない事になります」
私「それは、わかったから、ハードウェア的には違いはないの?」
だいぶ時間を掛けて調べてきてくれて、店員さん曰く「基本的なハードの違いはございません」
とこの間に実は、ある物が、私の目についた。そうPFU FI-S300の方に「ADOBE ACROBAT8 STANDARD 同梱」のシールが貼ってあった。ウーンバージョンは古いが、ライターがあるのと無いのでは、このツールを使いこなす上でかなり違うだろう。またこのソフトのバージョン9はアマゾン等で約3万円で販売されている。1つバージョンが古いとは言え、このソフトだけでおつりがくる気がした。
おそらく、このソフトを添付すると高くなる為、PFUはこのFI-S1300では止めたのだろう。結果、機種が古いが、ハードの性能は殆ど変わらず、且つACROBAT8まで付いて、格安価格でコンパクトスキャナーを購入した。このドキュメントスキャナーを使った結果がどうなるか?それはまた別の機会にでも掲載したい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます