社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

大先輩の退社に伴うささやかな希望をかなえてやれなかった

2009-02-21 14:10:08 | ITについて

昨日、夕方近く相談があるので、10分ぐらい時間が取れないかと、会社の大先輩(大阪に転勤になってきた部署で、後から転属で同じ部署になった方)から電話が入った。何の事かと思いつつ、待っているとすぐ私の所に、来られた。

打ち合わせ用の個室がすぐ側にあるので、そこで、話を聞く事にする。その先輩は、つい去年まで、私が復帰後の同じ部署にいらっしゃった方であるが、組織変更でスタッフ部門に移られた方でもある。 簡単に言うと、当部門が赤字の為に、固定費削減の一環で、転属されて方でもある。

先輩が移籍された時に、当時使われていたノートブックを、そのまま使いたいとの事で、私の判断で、了解した。上記のような背景もあり、部署を移ってからも、そのスタッフ部門からいままで通り、当部門のサポートをする事になっていたからだ。要は労務費の出所が変わっただけで、仕事はあまり変わらずと言う事になる。

さて、何の話かと思ったが、突然切り出し「実は、今月で退社する」との事、「エーもうそうなりますか!内の会社はお年寄りの方を安い賃金でこき使いますからね!ご苦労様です」等話した後、「今貸してもらったいるノートブックを出来れば、家で使いたいのだが(要はもらえないか)?」の相談だった。
※当社では、通常65歳までは定年退職後も働く事が出来る為、おそらく65歳になられたと解釈した。最もそれ以降でも働かれている方も多くいらっしゃるが・・・。定年退職後も頑張って会社に貢献されて来られたが、流石に昨今の事情もあると思うが、身を引かれる事となったと思われる。

その方の機種は古く、工場時代に購入した物でもあり、私が判断して会社の資産ではあるが、廃棄扱いとすれば特に問題はないがと思っていると、先輩曰く、「ノートブックの中にプライベートな内容の物が含まれており、それを家でも使用したい」との事。

実は、これが問題である。その先輩に「そのプライベートなデータを仕事上のデータと分けられますか?」と聞くと「チョット無理」との事。

既に転勤や組織変更で、ノートブックは今でも余っており、その方のPCを返して貰っても有効活用できるとは思えない。先輩の望みをかなえてやりたかったが、結果は不可となった。

簡単に言うと、廃却やリースアウトするPCに関しては、当社指定のツールで全てHDDの中身を完全消去しなければならない。その後OSを再インストールして、渡す事になる。昨今の個人情報の流出や企業情報流出を避ける為である。

つまり、先輩の使いたいプライベート情報は全てなくなる事になる為、それなら意味がないとの事。最も言いと言われても工場時代に購入したPCのOSリカバリーCDが存在するとは思えないが・・・。

結局、退職最後の日(つまり来週)に、私の所にノートブックを持ってくるので、データの消去等は分からないのでお願いしたいとなった。

別れ際の、ひそひそ話であるが、「先輩はいいタイミングでやめられますね!これからおきる組織変更やどろどろした事を見なくてよいですね!」と話した。この辺は、昨今の世界恐慌(世界不況)の中で考えると、何処の会社でも同じであるが、当社は今の所人員整理は発表していない。そうなると、方法は一つとなるが・・・。この話は別途何時かできればと思うが・・・。

その先輩は、よく社内外の情報網をお持ちの方で、この辺の事も私が、話しなくても十分理解されていた。


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