7月28日の朝日新聞に、一面広告でFUJITSUのPC広告が掲載されていた。最近の私の興味は、ASUSのミニPCが切り開いたPCの未来でも述べたが、超小型PCが以前は高価であったが台湾メーカーASUSによって、HP,EVEREX、ACER等他のメーカーも参入し、超小型=高価の概念が崩れてきている事である。
日本のメーカーはおそらく当分この市場には参入しないだろうと思っていたが、違う切り口つまりDELLと同じ様な手法で日本の大手メーカが参入してくるとは思わなかった。
先の記事にあるように富士通のFMVシリーズであるが、ノートブックが59,980円である
・CPU:インテルセレロン540(1.86GHz) ・OS:WindowsVistaHomeBasic SP1 ・メモリー:1GB ・HDD:80GB ・15.4型液晶 ・CD-ROMドライブ
※CD-ROMドライブを除けば、スペック的には殆ど問題はない。これで59,980円とは、今までの富士通の価格ではありえない。もちろん期間限定(8/10まで)でSOHO・個人事業主向けとまるでDELLの戦略と同じである。
当社でも、PCの大量導入が進み、結果として、DELLのPCが増えているのは確かだが、要は最低限必要とする機能とその値段であり、個人で楽しむ為のTV機能などは全く必要がない。当たり前であるが・・・。
NECが同様な低価格PC路線をとったが結果成功しているかは知らない。おそらくうまく行っていないと思う。ターゲットが個人向けだった様に記憶しているが・・・。
15.4インチのノートブックのニーズはかなりあると私的には考える。且つ上記値段であれば、かなり競争力もあると思う。 ASUSのミニPCが切り開いたPCの未来で掲載している、ミニPCではなくメインマシンとしての需要と思うからである。 ミニPCは、その目的とする所は、サブマシンでしかないし、遊びの要素も大きい。もちろん市場も大きいが・・・。
ASUS製ではなく、他のSSDではなくHDDを使用したPCでは、メインマシンとなる可能性があるからである。最近会社の職場のPCの使い方を見ていると、ノートブックをメインにして、17インチ液晶CRTとキーボードとマウスを通常は自分の机において使い、出張時にはノートブックだけを持って良くパターンが増加している。従って、ビジネスで考えた場合には、ASUSの方向性と別の他社のHP、EVEREX、ACER等のHDD搭載型ミニPCの方が魅力を持ってくるかもしれない。
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