社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

定額給付金と商店街の商品券(その結末)

2009-04-27 07:19:44 | 日記

定額給付金と商店街の商品券で、当市の商品券が4000口ながら10%のプレミアムを付けて、販売される予定であったが、その当日(生協:つまり昨日の2009年4月26日)に、息子が突然、フットサルの為帰って来て、その現場を見たらしい。定額給付金と商店街の商品券で予告したように、大変な反響であり、おそらく当日早くから長い列が出来る事を予想した為、当家では諦めた。それはそうである。定額給付金等より、通常市内に住んでいる人であれば、この商品券で、殆どのお店で1割引きで全ての買い物が出来る事になるのだから・・・。

結果、息子が見たのは、生協の周りに長い列ができていた風景を見た事であり、且つ奥様が昨日、事務所と息子の所に行く為に、朝生協を通り過ぎた時には既に列などは無かったと言う事は、異常に短時間で売り切れたと言う事になる。

これの意味する事を再度考えてみると、不況とは言えと言うか不況だからこそ、少しでも節約できる方向に向っていると言う事であり、しかもそれに対しては投資する事がはっきり分かった。景気の回復は、おそらく近い内に実現するのでは無いかと予測するが、それの意味する所は結局、格差社会を更に拡大させる事になるのだろう。上記の商品券にしても、それを買える人は、お金に余裕のある人であるからである。日々の生活に困っている人は、購入する事は難しいか躊躇すると思われるからである。

つまり、一口1万円、一人で3口まで(3万円)であり、家族を連れて行けば、その分まで購入できると言う事は、平均的家族つまり4人で並んで購入すれば3万円×4=12万円が必要となるが、それを簡単に出せる家庭は、裕福なのではないのか?その結果その一割つまり1万2千円が儲かるというか値引きして購入できるのだから・・・。お金に余裕にある家庭は確かに並ぶと思う。今時一割のディスカウントや金利等は無いのだから・・・。

結局、お金に余裕のある人ほど、更に儲かる事になり、お金が無い人ほど更にお金がなくなると言う、不公平つまり格差社会が更に進展する事になるのだろう。従って、今回の定額支給金で、一時的にお金が入ったとしても、その後に消費税率を現在の5%から更に何%になるか知れないが上げられたら、瞬時に吹っ飛んでしまう。

なぜ、国民をだます施策を平気でとるのか、政治家と官僚の責任は余りにも大きいと思うが、当の政治家や官僚が自覚せず、税金の無駄遣いや私腹を肥やす為に使っている事が腹立たしい。


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