社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

docomoPRO N-08Bと東芝dynabook AZ

2010-08-26 07:18:28 | ITについて

iPadの発売以降、タブレット端末(スレート端末)と言う新しい市場が突然誕生した。しかし、この端末の誕生以前に、多くのメーカーやサービス会社が数え切れないほどのトライアルを繰り返してきた。その張本人であるアップルでさえも、過去ニュートンと言う携帯端末の画期的商品を世に送り出しながら成功する事はなかった。これはPDAの歴史とも重なるし、電子ブックの歴史とも重なる。小型端末、移動端末、個人情報機器、手書き認識、液晶等色々な要素がかみ合って、結果そのタイミングがあって、今のiPadの成功があると言う事かも知れない。

iPad、iPoneやXperiaも含めて、サイズは異なるが、PCのパワーと機能を持ち、タッチパネルを指で操作する端末と言う意味では、これらは同じ概念の物だ。

一方、日本には一種独特な市場が存在している。これがキーボード端末(と私が勝手に呼ぶ)市場だ。古くはオアシスポケットやモバイルギア、シグマリオン、W-ZERO3、最近ではpomera(ポメラ)等も基本的にキーボードで入力するコンセプトでは同じだろう。

このキーボードに固持した端末と言う事で考えると、docomoのPROシリーズN-08B(5万円~6万円?)と東芝のdynambook AZ(Androidでタッチパネルではなくキーボード端末:45,000円前後)は、かなり異色の端末だ。

今時のニーズに合っているのかはわからないが、docomoのPROシリーズN-08Bは、過去のモバイルギアやシグマリオンと言うNECの小型キーボード端末の系統をそのまま引く携帯電話だ。つまりモバイルギアに電話機能が付いた端末と言う意味で非常に興味深い。確かにこのニーズは確実にあると思う。それが、ポメラの様な徹底的にフルキーボードでテキスト入力のみの単機能の端末のヒットにつながっていると思う。欲張った機能が全くない。カラーだったら?通信ができたら?等はない。

CCF20100825-2 CCF20100825-1
CCF20100825-3 上:docomoのPROシリーズN-08B

左:ポメラ

各社カタログより

そう言う意味で言えば、このdocomoのPROシリーズN-08Bは、上記で述べた様に、モバイルギアが電話になった端末のイメージその物だ。しかしその市場性があるのだろうか?むしろ折りたたみのフルキーボード+携帯電話でもそのニーズは満たすと思うのだが・・・。はたしてどのような結果となるのか楽しみだ。最近は私の感も全く当てにならない。ポメラもiPad等も私の予想に反して売れたのだから・・・。最近にほんご教室で、講師の一人がこのポメラを使っていると奥様から聞いた。要はメモなどを取るのにこのポメラを使っているらしい。しかも英語の高速入力で???

さてもうひとつの東芝のdynambook AZは、これもなかなか興味深い製品だ。おそらく、この端末の方があまり悩まなくてすみそうな気がする。しかしこの製品はだれが使うのだろうか?

実は、このコンセプトの端末は、私が欲しい端末だ。つまり瞬間起動(OSの起動が早いのではない。スタンバイからの復帰が早いだけだが)のPCと言う位置づけだ。つまり使いたい時に使いたい端末が欲しい。しかもリビングに邪魔にならないサイズでおいておける端末。これの候補にかなり近い。しかもOSがAndroidだ。しかしこれは本当に私の使いたい端末だろうか???

この結論が実は、iPod Touchを使い、更に中華Android端末やauのIS01等も試した事から、徐々に見えて来た。OSの起動が早い必要はない。スタンバイモード(スリープモードやサスペンド)からの復帰で十分だ。しかし電池の持ちがこのスタンバイモードで数日間持てば良い。望むべくは1週間だが。そして最近ハッキリしてきたのが、キーボード端末で必須のマウスの存在だ。そして電源ケーブルの存在。これらが意味する事から、私が望む、使いたい時に使いたい端末の具体像がはっきりして来た。

つまり、東芝のこのキーボード端末dynambook AZは、Android OSを試すと言う意味では面白い。そして、瞬間起動もgood。スタンバイからの復帰もOK。電源ケーブも無くてもOK。そしてマウスは・・・。と最後で疑問がつく。しかも価格では更に。なぜこの値段なのだろうか?この値段と仕様だとiPadの仕様に限りなく近い。しかも私なら激安のネットブックをUbuntu化して、別の環境で遊んだ方が面白い気がしているが・・・。

さて、どうなるだろうか?これも楽しみな予測だ。なぜなら発想は面白い。しかも私好みだ。デザインも良い。結果はどうなるだろうか???


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