社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

神永学『イノセントブルー 記憶の旅人』

2013-08-24 11:46:53 | 趣味(読書)

久しぶりの神永学氏の作品だ。最近ご無沙汰していたが、最新作?かどうかは別にして今年の作品だ。神山 学『心霊探偵 八雲 赤い瞳は知っている』以来となるが、氏の得意な心霊物だ。

最初の数頁ぐらいで、簡単に興味がわき、後はほぼ一気読み。つまり次はどうなるのだろうか?どうなる????と相変わらず読みやすい。ハードカバーの本を持つと少し、気合が入るが、氏の作品は、まるで文庫本ぐらいに、気楽に短時間で読めてしまう。実際に通勤時間で読めてしまった。

後は、通勤時間用の本として、文庫本の形であればありがたいが・・・。

この作品は完全に読み切りだ。今の所はシリーズ物にはならない(はずだ)。しかしひょっとして・・・。神永 学『山猫』を読んだ時には、これはまず間違いなくシリーズになるだろうと感じたが・・・。

ペンションオーナの森川は浜辺で倒れていた男を拾った。その男は才谷と言う前世の記録を見せる能力を持っていた。そして引かれるように浜辺のペンションに集まる因縁の人々・・・。全てが明らかになり、解決(?)した時、森川達は、才谷梅太郎と言う名前が坂本龍馬の偽名だったと気づく。彼は坂本龍馬だったのだろうか?それとも・・・。

CCF20130824_00000 書籍名:イノセントブルー 記憶の旅人
(きおくのたびびと)
著  者 :神永 学(かみなが・まなぶ)
発行日:2013年1月30日初版発行
発行所:株式会社集英社
頁 数:縦一段組みの330頁
定  価 :1300円+税

見せてあげますよ。
あなたの前世

青みがかった瞳の男に「生まれる以前の記憶」に
アクセスする力があった。

ペンションオーナーの森川は、
春の海辺で倒れていた男、才谷を助ける。
不思議な能力を持つ才谷び「前世」を見せられるが森川は納得できない。
その記憶には、殺人の情景が鮮烈にうつし出されていたのだ。


心に悲しみを抱える宿泊者も巻き込んだスリリングな展開の連続。
「前世」ち「現代」が複雑に絡むハートフル・ストーリー


 

新感覚のハイスピードミステリー
見えないものが見えるほど
恐ろしいことはない・・・。
死者の魂を見ることのできる男、斎藤八雲。
彼の赤い瞳が、次々に起こる殺人事件に挑む。
ファイルI 開かずの間
ファイルII トンネルの闇
ファイルIII 死者からの伝言


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