社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

宮部みゆき『名もなき毒』

2015-08-29 11:08:44 | 趣味(読書)

宮部みゆき氏の『悲嘆の門』『英雄の書』を連続で読んでしまった。当然のごとく、宮部氏の作品をもっと読みたくなった。そしてふと手に取った作品が『名もなき毒』と言う作品だ。この作品を読み始めるとすぐ、あれこれは続編と言うかシリーズ物だと思った。

今多コンツェルン会長の娘婿の杉村三郎が活躍する現代版ミステリー作品だ。

この作品も長い。縦一段組みで489ページもある。しかし、読み進めると、この先はどうなるだろうか?と言う感じで、どんどん先に読み進める事ができる作品だった。

 

この作品に登場する問題の女性原田いずみとコンビニのアルバイト店員外立ケンジ。二人の余りにも異なる家庭環境とその考え方。何んとなく暗くなりそうだったが・・・。

名もなき毒

書 籍:『名もなき毒』
著 者:宮部みゆき
発行日:2006年8月25日初刊
発行所:株式会社幻冬舎
価 格:1,800円(税別)

         縦1段組み489ページ

著者3年ぶりの現代ミステリー、待望の刊行。
連続無差別殺人事件。
あらゆる場所に「毒」は潜む。
どこにいたって、
怖いものや汚いものには遭遇する。
それが生きることだ。
財閥企業で社内報を編集する杉村三郎は、トラブルを起こした女性アシスタントの身上調査のため、私立探偵・北見のもとを訪れる。
そこで出会ったのは、
連続無差別毒殺事件で祖父を亡くしたという女子高校生だった。

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