今年の年賀状で、私が大学の時の研究室の先生が、今年で定年退職を迎える事を知らされてはいたが、6月15日(日)に東京の方で、この恩師の定年退職の記念パーティを開催する旨、電子メールが入った。
実は、特別な思いがあり、是非とも参加したかったが、未だ病気が完治していない事から参加は辞退させていただいた。
特別な思いとは、私が4年になった時に恩師が私達の大学(学部学科)に来られて、新しく学科に研究室が開設された。かなり競争率が高かったと思うが、結果その恩師の研究室に入る事ができた。わずか4人だけだった。
当時の恩師の研究テーマが俗に言う人工知能に関する研究であり、その内容はかなり難しかったと思う。卒業論文の発表・質疑応答(これによって合否判定を行なう)は、担当講座以外の教授・助教授・講師の先生が質問等を行なうのだが、私(私だけではなく、その恩師の担当学生)の卒論のテーマは、かなり難しく、最初一切の質問が無かった。さすがにまずいと思われたか、一人の先生(割と近いテーマの先生)が形式的に質問して下さっただけであった。
色々書いたが、要は恩師の研究室の第一期生と言う事である。しかも4人しかいない。
一人は、私より先に事情があり、不参加の連絡をしており、残りの2人はどうも音信不通らしい。従って第一期生としては4人の内一人でも参加しないとまずいと思っていたが、どうも参加することができなかったようで、恩師に申し訳なく思っている。何とかして参加したかったが、仕方がない。
さて、このメールのやり取りを見ると、H19年卒で何と第30期生となっている。
つまり、私が卒業してから既に30年以上経った事になる。と言う事は私も既に30年以上働いていた事になる。
もう十分働いたような気もするが・・・。
恩師は、引き続き研究センターで研究を続けられる様であり、ホットしている。
昔は通常国立大学で定年退職されると、私立大学に行かれるパターンが多かったが、今はわからないが。
いづれにしても国立大学にそのまま残られたのは素晴らしい事と思う・・・。
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