会社へ復帰後、準備してくれていたディスクトップPC(要は空いていたPC)の環境は、以下の様に普通はそれ程問題のあるPCではなかった。
1 | OS | Windows XP SP2 |
このSP2が問題かもしれないが・・・。 要はバグ修正とセキュリティ強化でかなり重くなっている。 |
2 | CPU | Celeron 2.66GHz | まあCoreDuoまでは必要がないので、このCPUクロックで十分である。 |
3 | MEMORY | 256MB(240MB) | 問題があるとすれば、これである。但しMicroSoft社の最低128MB、推奨で256MBとなっており、IEぐらいでは通常は何の問題もないはずであるが・・・。 |
4 |
HDD Cドライブ |
20GB 空き13.2GB |
デフラグの必要があるか?確認するまでもなく、必要無し。 通常はこれも、問題要素の一つであるが、特に問題無し。 |
5 | ブラウザー | IE6.0SP2 |
IE7もリリースされているが、ごく標準的である。 但し今回と問題となる、googleとYahoo!のツールバーが組み込まれていた。おそらくこのPCを使用していた前任者がインストールしたのだろう。 |
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左記はgoogleとYahoo!ツールバーが組み込まれた状態。
googleとYahoo!ツールバーの表示をoffにした状態。 |
ところが、全ての反応が遅い。特にブラウザーの反応が鈍く、既に一回見た表示(キャッシュされているはず)でさえも、もたつく状況であった。
原因として考えられるのは、主メモリーが256MBしか搭載されていない為と考えられるが、それにしても異常に遅い。
多くのアプリを立ち上げずにIEだけを、起動しても余りの遅さに、メモリーの追加を考えていたが、前任の人が使用していた(と思われる)IEに組み込まれていたgoogleとYahoo!のツールバーを外してみた所、反応が劇的に変化した。
つまり、反応の体感速度が倍どころではなく3倍以上のスピードが出るようになった。
当部署ではブロック毎にHUBが分かれており、私を含むツーブロックが同じHUBに接続されており、その同じブロックの人もインターネットを見るスピードが遅いと言っているので、HUBの問題か個別の問題かこれ以外に何か悪さしているのかこれも不思議に思っていた。
上記で激的に早くなった、IEでダウンロードの計測を行って見た。驚いた事に、平均で約1Mbpsの下り速度が出ている。
一方、上記googleとYahoo!のツールバーを表示した状態で計測すると、約350Kbpsしかでない。
※回線の込み具合で、このスピードは余り一定ではないが、何れにしても、上記ツールバーを外した事で、かなりの改善をした事になる。
通常Windows XPの最低メモリーは128MBで推奨メモリーは256MBになっているが、SP2やセキュリティの為のウィルスソフト導入などで重くなっているのは確かだが、どうもPC固有の環境に依存しそうだ。
家のディスクトップPCは、256MBでこれと同じで多少起動やブラウジングでもたつくが、ブラウジングはそれ程遅くない。また奥様の事務所のPCは256MBながら、OSの起動もブラウジングも快適その物である。
※もちろんどちらもWindowsXP SP2でMS Officeもソフトは異なるがウィルス対策ソフトも入っている。どうもその他のソフト環境に依存していそうだ。
すんなり、メモリーを増強しても一時的に早くなるのはわかっているが、OSやその他の環境も含めて、もう少し調査する予定である。
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